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お手伝いの例と一覧
子供のお手伝いについて見てきます。
まず初めにお手伝いの意義について考え、その後に年齢別のお手伝いの例を挙げていきます。
お手伝いは子供を家庭の労働力とするのではなく、あくまで子供の成長のための経験として行うことが有意義でしょう。
お手伝いの意義
日常生活動作を通して子供の発達を促す
お手伝いは日常の動作を通して子供の発達を促す意図があると言えます。
例えば料理の手伝いにおいて、包丁で野菜を切る行為は子供の手先の器用さについて練習となるでしょう。
このように、お手伝いを行うことはそれに必要な動作を通して、子供の身体の使い方や認知面の成長を促すことが期待できるでしょう。
生活の自立を促す
お手伝いは子供の生活の自立の練習となるでしょう。
料理の手伝いは料理を作ることの自立へとつながるでしょうし、洗濯の手伝いは衣服の扱いの自立へとつながるでしょう。
また、お手伝いを自ら行う習慣を作ることは、生活リズムの自立にもつながるでしょう。
例えば寝る前に電気を消すというお手伝いは、毎晩決まった時間に寝る習慣作りに貢献するかもしれません。
このように、お手伝いはその作業内容だけでなく生活リズム全体を作ることに役立ちます。
家庭での役割
お手伝いは家庭で役割を持つことにつながり、それは家庭により参加できることを意味します。
家族で支え合って生活することを実感し、その支え合いの中に自分が含まれることは自己肯定感にもつながっていくでしょう。
お手伝いを通して家族から「ありがとう」と言えてもらえれば嬉しいでしょうし、そのお手伝いによって生活が円滑になれば自信にもつながります。
逆に言えば、お手伝いはただ子供に「させる」のではなく、そこでの親の言葉かけやコミュニケーションが非常に重要です。
年齢別のお手伝いの例
未満児(3歳児)のお手伝い
年少(4歳児)のお手伝い
年中(5歳児)のお手伝い
年長(6歳児)のお手伝い
小学校1・2年生(7,8歳)のお手伝い
小学校3・4年生(9,10歳)のお手伝い