子供が「パパ」と言えるのは何歳から?
子供(赤ちゃん)が「パパ」と言えるのは生後何か月頃からなのでしょうか。
子供の発達には個人差があるのであくまで目安ですが、
0歳後半頃から「パパ」という発音が可能になっていき、1歳前後には意味を伴って「パパ」と言うことが可能と考えられます。
赤ちゃんが「パパ」と言った場合に、それが単に音として言っているのか、意味もわかって言えているのかは重要でしょう。
以下、子供の言葉の「発音」と「意味」の双方について見ていきます。
解説
「パパ」の発音の特徴
「パ」をはじめとするパ行の音は、音声学的には「無声両唇破裂音(むせいりょうしんはれつおん)」と言います。
つまり「パ」の発音には上下の唇を一度つけ、そこから勢いよく破裂するように空気を出す必要があります。
これらの動作ができることで「パ」の発音が可能となります。
子供の発達を見る検査に、遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
子供の発達を簡易的ではありますが全体的に見ることができる、専門機関でもよく使われている検査です。
これによると、「パ」の発音は生後8か月頃の発達に位置付けられています。
つまり0歳後半頃には、「パ」の音の発音が見られると考えられます。
有意味語の表出
意味のある言葉を「有意味語」と言います。
幼児期の言語発達を見ることができる言語検査にLCスケールというものがあります。
これによると、子供が意味のある言葉、有意味語を1語以上言えるようになるのは1歳前半頃と考えられています。
以上より、(個人差は当然あるでしょうが)赤ちゃんは0歳後半頃から「パ」という音を発音できるようになっていき、次第に「パパ」と音を繰り返すことができるようになっていきます。さらに認知面も成長していき1歳前後には「パパ」という言葉を「お父さん」という意味を伴って言えるようになっていくと考えられます。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




