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ランドセルの重さは昔と今で違うのか?
ランドセル本体の重さは昔と今で大きくは変わっていません。
むしろ性能が向上し大きさ・機能のわりには軽くなっています。
ベルトやクッションの向上で「より軽く感じる」工夫がされているものも少なくありません。
しかしながら昔と比べる子供の荷物は重くなっている傾向があります。
ランドセルが大型化したことで荷物を入れすぎる傾向も否めませんが、教科書自体が大きくなってきたことも背景にあります。
解説
ランドセルの平均的な重さ
ランドセルの平均的な重さは1.3kg程度です。
もちろんメーカーや素材にもよりますが、目安としては1kgに近いモデルは軽め、1.4kg以上は重めのモデルといった印象を受けます。
いずれにせよランドセルの一般的な重さは1kgと少しであり、これは昔も今も大きくは変わっていないようです。
重くなっている教科書
昔と比べると教科書は重くなっている傾向があります。
イラストや写真を多用しよりわかりやすく・読むのが楽しくなった近年の教科書ですが、そのぶんページ数が増え総量としては重たくなっています。
また、近年はICT教育の影響でタブレットを持ち帰る機会も出てきています。
ランドセル症候群に気をつける
重過ぎる荷物・ランドセルは子供の身体へ負担をかける可能性があります。
学年や本人の体格、登下校の距離などにより一概には言えませんが、いずれにせよ子供達の荷物が過剰に重くなっていないかは親として見てあげる必要はあるでしょう。
ランドセルの重さの許容範囲は?
参考資料
『Backpack Safety』(American Academy of Pediatrics)2022年5月26日検索
『童生徒の携行品に係る配慮について』(文部科学省)2022年5月26日検索
『小学生の学習用具の携行方法と負荷について』(日本家政学会)2022年5月26日検索
『池田屋』2022年5月26日検索
『小学生における通学時の携帯品重量の現状と身体症状との関連』(瀬木学園リポジトリ)2022年5月26日検索
『体型に合ったランドセル選び』(日本鞄協会 ランドセル工業会)2022年5月26日検索
『学校保健統計調査』(文部科学省)2022年5月26日検索
『令和2年度学校保健統計調査の公表について』(文部科学省)2022年5月26日検索