子供とリンガーハットは何歳から?
子供とリンガーハットで飲食は何歳頃からできるでしょう?
リンガーハットではエビなどの食材も使われているため、すでにアレルギーなどをお持ちのお子さんに関しては適切に取り除いた上で考えます。
家庭の方針にもよるでしょうが、
子供とリンガーハットで食事をするなら早くて2歳前後から。
ただしスープなどを飲み干すなら小学生以降でも塩分過多になるので気をつけましょう。
以下、もう少し詳しく。
食べることと子供の発達
リンガーハットのちゃんぽんは野菜も豊富で、同じ麺類であるラーメンなどと比べると健康に良さそうなイメージがありますね。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、
個人差はあるもののおおむね離乳食の完了時期は1歳半頃とされています。
じゃあ1歳半以降ならなんでも食べさせてよいかと言えばそうではないでしょうが、少しずつ大人と同じ食べ物を食べることができそうですね。
リンガーハットのメニューに離乳食の取り扱いはありませんから、飲食するのであれば少なくとも離乳食が完了してからになりそうです。
ちなみに麺類はフォークでもいいですが、箸で食べることが多いですよね。
一般にお箸は3歳頃から少しずつ使えるようになってきます。
お子さんの状況によっては、お箸にチャレンジするいい機会になるかもしれませんね。
リンガーハットのキッズメニュー
リンガーハットのホームページによると、
リンガーハットには小学生以下を対象としたキッズメニューがあります。
このことからも、リンガーハットが子供の飲食を想定していることがわかりますね。
キッズメニューで最もオーソドックスなのが「ちびっこ ちゃんぽんセット」。
子供用のちゃんぽんとデザート、おもちゃが付いたセットです。
同ホームページによると、
ちびっこちゃんぽんのカロリーが359kcalとなっています。
一方で、子供の1日に必要なカロリーってどのくらいなのでしょう?
厚生労働省によると、1日に必要なカロリーは
1~2歳:950kcal(男)・900kcal(女)
3~5歳:1300kcal(男)・1250kcal(女)
6~7歳:1550kcal(男)・1450kcal(女)
8~9歳:1850kcal(男)・1700kcal(女)
10~11歳:2250kcal(男)・2100kcal(女)
12~14歳:2600kcal(男)・2400kcal(女)
となっています。
1日3食と考えると、1食をリンガーハットで過ごしてもカロリー的には許容範囲な印象を受けますね。
もう少し掘り下げて見てみます。
ちびっこちゃんぽんの食塩相当量は5.6g。
一方、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、
1日当たりの塩分摂取は
1~2歳 男児:3g未満 女児:3.5g未満
3~5歳 男児:4g未満 女児:4.5g未満
6~7歳 男児:5g未満 女児:5.5g未満
8~9歳 男児:5.5g未満 女児:6g未満
10~11歳 男児:6.5g未満 女児:7g未満
12~14歳 男児:8g未満 女児:7g未満
以降、同量。
となっています。
塩分の大半はスープに溶け込んでいることは想像に難くないですね。
スープを全部飲み干す場合、小学生でも明らかに塩分過多になることがわかります。
おわりに
以上のように、リンガーハットで飲食するのであれば離乳食が完了した時期から少しずつなら可能かもしれません。
しかしながら、ちゃんぽんもラーメン同様、スープも含めると塩分量はなかなか多いです。
子供も大人も、塩分過多にならないように気をつけましょう。
その他の記事
参考資料
『ちびっこセット』(リンガーハット)2020年2月25日検索
『子供のカロリーなど』(厚生労働省)2018年1月11日検索
『授乳・離乳の支援ガイド』(厚生労働省)2020年2月25日検索
『小児の脆弱性の要因』(環境省)2018年4月30日検索