療育の先生(担当)を変えてほしいとき
療育において担当の先生を変えてほしい場合、「○○先生(今担当ではない先生)の療育を受けてみたいです」といった言い方をするとトラブルを避けつつ担当を変えてもらえるかもしれません。
担当の先生を変えてほしい場合、「子供と先生が合わない」「親が先生に不信感がある」「話が噛み合わない」といったネガティブな原因が多いのではと思います。
しかしながら、「A先生(今担当の先生)は嫌だ」とネガティブに言うよりは、「B先生(今担当ではない先生)がいい」というポジティブな言い方をした方が荒波を立てず希望を通せるのではと思います。
療育施設との関係性
担当を変えるという結果は同じでも、「A先生が嫌だ」と「B先生がいい」では言葉の印象が異なります。
前者は明確に個人を非難していますが、後者はオブラートに包んでいます。
さらに穏やかにするなら、「この子にいろんな人と関わる経験を積ませたいので、B先生の療育も受けてみたい」といった言い方もあるでしょう。
いずれにせよ、療育も人と人の関係ですから、配慮のある言葉であることに越したことはありません。
言いたいことは言うべきですし、伝えることは伝えるべきですが、配慮のない言葉は「クレーマー」と捉えられかねません。
一度そういう見方をされると最悪の場合、子供自身の療育にも影響が出ます。
先生達が親や子供に対して腫れものに触るような接し方になってしまえば、療育の内容もうわべだけのものになってしまうでしょう。
担当変更の伝え方
担当変更は担当している先生本人ではなく、別の先生に言うほうが気まずくならないでしょう。
担当している先生が休みのときに代理の先生がついたり、施設内の廊下ですれ違ったり。
誰かしら別の先生と面識はあるかと思います。
そういった担当は別の先生で比較的信頼できそうな先生に相談するといいでしょう。
コツとしては、「B先生がいい」という言葉の裏の意図を汲んでくれるような察しがいい先生に話すことです。