代表的なリハビリ職種である理学療法士。
理学療法士は国家資格である医療職です。
不景気な昨今、手に職をつけたいと思い理学療法士を志す人は多いです。
理学療法士に最短でなるにはどうしたらいいでしょう。
理学療法士になるためには国家試験に合格しなければいけません。
国家試験の受験資格は、理学療法士の学校を卒業すること。
独学で試験だけ受けることはできないのです。
理学療法士には最短で3年にでなることができます。
理学療法士の専門学校に通うパターンです。
高校卒業
↓
3年制の専門学校
↓
国家試験一発合格
という流れが理学療法士の最短ルートで、
国家試験に合格したその年に就職できれば22歳で理学療法士として働けます。
大学ですと4年間となります。
また、専門学校であっても例えば働きながら通う夜間部だと4年間であったりします。
最短で理学療法士になるためには、
当然ですが留年しない&試験に落ちないことが大切です。
学生がつまづきやすいのは、
・定期試験(←単位落とすと留年)
・臨床実習(←ヘマすると留年)
・卒業試験(←落ちると国家試験受験できない)
・国家試験(←落ちると理学療法士に結局なれない)
理学療法士になるための大きな山場はこの4つ。
きずれも基本は一発勝負。
体調管理と日頃の勉強が必要になります。
定期試験や実習はパスしているのに卒業試験に合格できなかった人を卒試浪人と言ったりします。
同様に国家試験に落ちると学校は卒業できているので国試浪人と言ったりします。
理学療法士の学校はいろいろあって、
どこかしらに入学することは決して難しいことではありません。
また、理学療法士の国家試験合格率は毎年8割以上。
まじめにコツコツ頑張れば、誰もが可能性のある職種です。
大切なのは学校に入ったあとに
どれだけ真面目にコツコツ取り組めるかというところです。
仕事をしていて、
いろいろなきっかけで理学療法士を目指す人も少なくありません。
すでに社会人の人が理学療法士になる場合でも学校に通わないといけません。
理学療法士は現状、通信制や教材での独学でなることはできません。
仕事をやめるのであれば、大学や専門学校の昼間部に入学することになるでしょう。
一方、仕事を続けながらであれば、
夜間部がある大学や専門学校に入学することになります。
しかしここで注意点が。
理学療法士になる上で、実習をこなすことは避けられません。
日頃の講義や定期試験は仕事をしながらでもこなせるかもしれません。
しかし実習は数カ月という長期間、現場の病院で学びます。
実習の際は仕事を長期間休めるようしておく必要があるでしょう。
次回、もう少し試験などについて見ていきます。