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小学2年生の算数の要点
文部科学省の学習指導要領を参考にすると、
小学2年生の算数は、
実際に物を使って学習する点は1年生と同様ですが、
計算に掛け算が入ってくるのが特徴的です。
小学校2年生の算数の学習内容
計算
- 同じ大きさの集まりにまとめたり分類したりして数える
- 4桁くらいまでの数の表し方、大きさ、順序を理解する
- 数の十や百を単位としてみることができる
- その数が何かの数を掛け合わせたものであると考えることができりる
- 1/2や1/4など簡単な分数について知る
- 2桁の足し算と引き算ができる
- 簡単な3桁の足し算と引き算を考えることができる
- 筆算の仕方について理解する
- 1桁の掛け算ができる
- 簡単な、2桁×1桁の掛け算を考えることができる
測定
- 長さ(mm,cm,m)について知る
- 体積(ml,dl,l)について知る
- 時間(日、時、分)について理解し用いることができる
図形
- 正方形,長方形,直角三角形について知る
- 箱の形を考える
数学的思考
- 足し算と引き算の相互関係を理解し、式で説明できる
- 掛け算の式を表すことができる
- 簡単な表やグラフを用いて表したり読み取ったりすることができる
子供の発達からみた2年生の算数
誕生月によって月齢は異なりますが、
小学校2年生とは7歳あるいは8歳の時期ですね。
個人差はありますが、発達心理学的には
アナログ時計を読めるのは7歳前後と言われています。
小学校1〜2年生の時期は、
時計の読み方をマスターすることは1つの目標になるでしょう。
また、
2年生は掛け算が始まる時期ですが、
九九は論理的思考というよりはむしろ暗記ですね。
日々コツコツと練習できる、
家庭学習の習慣が2年生ではより大切になってくるでしょう。
おわりに(家庭学習のポイント)
家庭学習においてはまずは足し算と引き算の復習が大切でしょう。
2桁の足し算・引き算をスムーズにできるように目指します。
そして、
掛け算の九九の暗唱をコツコツ取り組みます。
センチメートルやメートルなど、
単位も生活の中で少しずつ意識して使っていきましょう。
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参考資料
『学習指導要領「生きる力」 第2章 各教科 第3節 算数』(文部科学省)2020年4月14日検索