非認知能力の具体的な9項目
- 忍耐力
- 自己制御
- 目標への情熱
- 社交性
- 敬意
- 思いやり
- 自尊心
- 楽観性
- 自信
非認知能力は、上記のような9つの概念で構成されると考えられます。
解説
用語の整理
昨今はIQといった認知的な力とはまた異なる、「非認知能力」の重要性が指摘されています。
非認知能力は非認知的能力、非認知スキル、非認知的スキル、非認知特性など呼ばれ方が様々です。
このように様々な言われ方がある非認知能力について、少し用語を整理・統一したいと思います。
非認知能力をより専門的かつ国際的な表現にするならば、OECD(経済協力開発機構)の言う「社会情動的スキル(Social and Emotional Skills)」があるでしょう。
非認知能力は社会情動的スキルと同義と言えます。
社会情動的スキルの構成概念
社会情動的スキルとは、以下のような3つの概念で構成されると考えられています。
- 目標の達成
- 他者との協働
- 感情のコントロール
そしてこれら3つの概念に、冒頭で述べた9つの下位概念が含まれています。
つまり社会情動的スキルは以下のような構成になります。
- 目標の達成
・忍耐力
・自己制御
・目標への情熱 - 他者との協働
・社交性
・敬意
・思いやり - 感情のコントロール
・自尊心
・楽観性
・自信
社会情動的スキルとウェルビーイング
社会情動的スキルは、ウェルビーイングとも関係があると考えられています。
ウェルビーイングとは、身体的・精神的に・社会的に良い状態にあることであり、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義など将来にわたる持続的な幸福を含む概念です。
何が幸せかは、人によって考えが様々だと思います。
幸せを考える上でウェルビーイングという概念は参考になるでしょう。
短期的なものではなく持続可能な幸せを育むため、社会情動的スキルは役立つと考えます。
社会情動的スキルの評価
参考資料
山田淳子、松田繁樹、辻延浩(2023)『小学生用・社会情動的スキル評価尺度の開発』(日本発育発達学会)2026年5月27日閲覧


