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四角を書けるのは何歳から?
子供が四角形を書けるのは何歳頃からなのでしょうか。
個人差はありますが、
子供が四角形を書くことができるのは3~4歳頃です。
解説
四角形を書くことができる時期
子供の発達を客観的に見る方法として、認知・言語促進プログラム(NCプログラム)やポーテージ早期教育プログラムなどがあります。
これらは子供の言葉や運動、お絵描きなどの活動、生活習慣など幅広く発達を評価することができます。
これらによると、四角形を模写すること(見本を見て真似をして描くこと)が可能となるのは3~4歳頃と考えられています。
四角形を書くことと子供の筆記能力の発達
基準は様々でしょうが、子供の発達を見る際に「四角形が書ける」とは正方形が模写できるか否かを見ることが多いです。
4つの辺の長さが同じで、4つの直角がある図形。
正方形を書くには目と手の協調性が必要です。
では正方形を書けるようになるには具体的にどういった力が必要なのでしょうか。
四角形を書けるということは、子供が直角の線を書くことができることを意味するでしょう。
子供は初めてお絵かきを始めたときはいわゆる「なぐり書き」であり、線がぐちゃぐちゃです。
これが次第にまっすぐとした「直線」を書くことができるようになっていきます。
紙の上で水平な直線と垂直な直線を書くにはバランス感覚が必要です。
そして水平な直線と垂直な直線を交点で止めることができれば直角を形成することができます。
直角の角度を作るには水平・垂直な線を引き、それを交点で止めるバランス感覚と手先の器用さが必要です。
さらに四角形を書くには直角を4つ作る必要があります。
4つの辺の水平・垂直さを保ちながら、交点がはみ出さないように気をつけて書いていきます。
このように、四角形を書くことは水平・垂直な線を書くことであり筆記能力の基礎的な力を含んでいると言えます。
その他の図形を書く力
丸を書ける年齢
三角を書ける年齢
菱形を書ける年齢