新聞タワーとは?
新聞紙を使ったレクリエーションの1つに、「新聞タワー」があります。
新聞タワーとは、決まった枚数の新聞紙でどれだけ高さを出せるかを競うレクリエーションです。
紙を使って同様の内容を行う「ペーパータワー」という名称もあります。
解説
ルール
- 3~5人ごとのチームを組みます。
- それぞれのチームに1日分の新聞紙・セロテープを準備します。
- 新聞紙をできるだけ高さを出せるように切り貼りしていきます。
- 多少は支えてもいいですが、基本的には頂点が自立するように新聞紙を工夫します。
- 一番高さを出せたチームの勝利です。
コツ・ポイント
基本的には新聞紙を丸めて棒状にする展開になっていきます。
細すぎれば折れてしまうますし、太すぎると新聞紙が足りなくなり高さを出せないのでその塩梅がポイントになります。
作る際に椅子や脚立を使用していいかは参加チーム全体で統一したほうが無難でしょう。
同じ条件で知恵を出し合うことにおもしろさがあります。
進行役がメジャーなどを準備しておくと、勝敗がスムーズでしょう。
意義・ねらい
材料は新聞紙とセロハンテープというシンプルなレクリエーションですが、頭を使いコミュニケーションも発生するなかなか興味深いレクリエーションです。
限られた新聞紙の枚数をどう使うか。その作戦・話し合いの中で初対面でもコミュニケーションが発生します。
複数名で1つの物を作る関係上、チームの中でリーダーシップを取る人や協調性がある人、意見を主張できる人など各人の気質も出やすいです。
このため子供のレクリエーションだけでなく、社会人の研修などでも使えるかもしれません。
また、作った新聞紙を支えるために他者との距離が近くなったり、倒れそうな新聞紙にハラハラしたりといった展開も会話のしやすさを生み出してくれます。
ただの話し合いではなく実際に手先を使いながらコミュニケーションを取れるので、より打ち解けたやりとりがしやすいかもしれません。