非認知能力のレクリエーション

進化じゃんけんとは?|子供の非認知能力を促すレクリエーション

公開日:2023年5月24日


 
 

進化じゃんけんとは?

 「進化じゃんけん」とは、じゃんけんに連続で勝つことで「ひよこ→にわとり」など動物が進化するゲーム性を持たせたレクリエーションです。

 動物は「ひよこ→にわとり」など実際の成長に沿った動物を設定することもあれば、「ゴキブリ→カエル」といった生まれ変わっていくイメージを設定する場合もあります。
 いずれにせよ基本のルールは同じものです。

 
 
 

解説

ルール

  • 参加者は「卵(手を頭に乗せて卵のポーズ)」の状態で誰かとじゃんけんをします。
  • 勝った人は「ひよこ(両手をパタパタさせて羽のイメージ)」になります。負けた人は「卵」のままです。
     卵は卵の人同士、ひよこはひよこの人同士でじゃんけんをしていきます。
  • ひよこで勝った人は、「にわとり(両手でとさかと尾の真似をします)」になります。
     ひよこで負けた人は卵に戻ります。
  • にわとりで勝った人は「ゴール」で終了。負けた人はひよこに戻ります。

 進化じゃんけんはこのように

  • 勝ったら1段階進化し、負けたら1段階退化する。
  • 同じ段階の人同士としかじゃんけんはできない。


というルールの下で行います。

 
 

アレンジの例

 進化じゃんけんは冒頭で述べたようにどのような動物にするかは様々なアレンジがあります。

 先ほどの「卵→ひよこ→にわとり→ゴール」というパターンもあれば、

「ゴキブリ→カエル→ウサギ→ゴール」
「ヘビ→ネコ→人間→神様」
など様々です。

 
 

ねらい・意義

 進化じゃんけんは「進化する」というゲーム性を持たせることで通常のじゃんけんよりも盛り上がりやすいルールとなっています。

 また、それぞれの段階に身体的な動きを加えることで、軽く身体を動かせるメリットもあります。

 例えば「ひよこ」は手をパタパタ動かす。「ヘビ」は床を這うように動く。「ウサギ」はぴょんぴょん跳ぶなどです。

 このように段階に合わせて身体の動きを限定したり、ジェスチャーを強制することで運動を伴う遊びとなります。

 進化じゃんけんはある程度の参加人数がいないと成立しないゲームです。
 参加人数応じて進化する段階の数などを調整しましょう。

-非認知能力のレクリエーション

テキストのコピーはできません。