その一言が、相手を怒らせることがあります。
言っていはいけないことを言ってしまう。
場にそぐわないことを言ってしまう。
本人に悪気はなくても、相手にとっては失礼に感じることを言ってしまう。
前の記事:その一言が、相手を怒らせる
人との会話というものは難しいものです。
コミュニケーションにおいて地雷となりうる一言を今日は考えます。
「若いね~」などの言葉に対して、
「もう自分もすっかりおじさんです」
「この年じゃあもうおばさんですよ」
などとへりくだる。
自分としては謙遜したつもりかもしれません。
でも相手が年上だったら?
自分のことを謙遜して「おじさん」「おばさん」と言ってしまえば、その場にいるあなたより年上の人は「おじさん」「おばさん」確定です。
自分の年齢に対して謙遜することは、一歩間違うと相手をいらっとさせます。
あなたが結婚していたとして、
例えば「やっぱり20代のうちに結婚しないといろいろたいへんじゃないですかあ」など言わない方がいいです。
もしもその場に30代の独身の人がいたら気まずい。
先ほどの年齢の話とも関連しますが、
自分を基準に年齢や結婚の捉え方を言ったり謙遜するのは危険です。
例えば仕事で何かやり方を聞かれた時。
あなたはそれがわかるとします。
そんなときに間違っても
「こんなの簡単ですけどねえ」と
なぜこんなこともわからないのかといったニュアンスの言い方はやめましょう。
相手の能力が低いということを指摘するような言い方はNGです。
「こんなの簡単ですけどねえ」
「こんなのもわからないんですか?」
「これ知らないなんてびっくりです」
上記のようなことはあなたに悪気がなくても、相手は馬鹿にされたような印象を受けます。
頼みごとに対して相手はやんわりと断ろうとしている。
仕事のあと用事があるからすぐ帰らないといけないことを言いたい。
そういうはっきりと言うと角が立つので
やんわりと断ろうとしているときというのがあります。
そういうときに、
「いいじゃないですかあ」
デリカシーもなくこの言葉を言うと相手は困りますしめんどくさいです。
こういう悪ノリの類の言葉は、状況によって相手をイラっとさせます。
自分の外見のことをへりくだるときも気をつけましょう。
「私太ってるから」
「私背が低くて」
その場に自分より太っている人、小柄な人がいたら、それらは悪口になりかねません。