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ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは?
ソーシャルスキルトレーニングは、「Social Skills Training」の頭文字を取って「SST」とも言われます。
ソーシャルスキルトレーニングとは、社会でうまく生きていくために必要なスキルを訓練することです。
例えば「(遊びや飲み会の誘いを)角が立たたないように断る方法」というのは、学校の勉強では教えてくれませんが社会で生きていく上では重要なスキルと言えるでしょう。
このようにソーシャルスキルトレーニングは、(学校ではあまり教えてくれないけれど)円滑な社会生活に必要なことを学んでいきます。
解説
ソーシャルスキルトレーニングの対象・年齢
冒頭で述べたように、ソーシャルスキルトレーニングは社会でうまく生きてくための言動や考え方を学びます。
もちろん、「私は社会で完璧にうまくやれている」と言える人は少ないでしょう。
このように考えると、誰もが多かれ少なかれソーシャルスキルトレーニングの対象となるかもしれません。
しかしながら、「ソーシャルスキルトレーニング」と言うと一般的には精神疾患や知的障害、発達障害などにより社会技能の獲得が難しい人を対象とすることが多いです。
つまり定型発達・健常者なら「言わなくても・教えられなくてもわかること」が自力では著しく難しい場合、ソーシャルスキルトレーニングの対象となります。
ソーシャルスキルトレーニングを行う人・場所
ソーシャルスキルトレーニングは心理士やリハビリ職、(特別支援に詳しい)教育関係者などが行うケースが多いです。
このためソーシャルスキルトレーニングは医療機関や教育機関といった専門機関で行われることが多いでしょう。
ソーシャルスキルトレーニングの具体例
ソーシャルスキルトレーニングは「その人に必要なソーシャルスキル」を学ぶため、内容は非常に様々です。
例えば小学生であれば「あいさつの仕方」「話を聞くときの頷き方」など大人からすると比較的平易なものが扱われます。
一方で思春期や青年、成人になると冒頭で述べたような「上手な断り方」や異性関係の言動などより複雑なものを扱う場合が多いでしょう。
詳しい解説
参考資料
半田健(2019)『日本における自閉スペクトラム症児を対象としたソーシャルスキルトレーニングに関する研究動向』(一般社団法人 日本LD学会)2025年8月26日閲覧
『ソーシャルスキルトレーニング絵カード』(エスコアール)2025年7月26日閲覧


