スマホはどのくらい見せていい?
スマホやタブレットで動画を見せるのは何歳くらいからがいいのでしょう?
見せるときはどのくらいの時間まで大丈夫なのでしょう?
外出先や、家で家事をするときなど、子供にスマホの動画を見せておくことがありますね。
子供は集中してくれるし、家事もはかどるのでついついやってしまいがちですが、なんとなく見せ過ぎもよくないかなあと思ってしまいます。
目安としては、
スマホで動画を見せるのは2歳以降、1日1~2時間程度が良いと考えられます。
今日は子供の動画視聴時間について。
動画視聴に関する指針や子供への影響
WHO(世界保健機関)
WHO(世界保健機関)の「5歳未満の子供の運動、座った姿勢での行動と睡眠ガイドライン」によると、
1歳児に対するスマホやテレビでの動画視聴は推奨していません。
また、
2歳以上で動画を観る場合はその時間を1時間以内にすることを推奨しています。
このように、国際的は幼児の動画視聴や1時間程度が目安になっているようですね。
日本小児科医会
一方で、国内ではどうでしょう?
日本小児科医会による「子どもとメディア」の問題に対する提言によると、
テレビは2歳以降に1日2時間以内を推奨しています。
また、日本小児保健協会の研究論文によると、
1日のテレビ視聴時間が1時間未満のお子さんは、それ以上視聴しているお子さんより朝の排便習慣がついているようです。
さらに、
テレビ視聴時間が3時間以上のお子さんは、それ以下のお子さんより保育園(幼稚園)に行く準備を自分でしていない割合が多いそうです。
このような傾向を踏まえると、
スマホやタブレットなどで動画を見る時間は1日当たり1~2時間を超えるか否かが生活習慣に影響しそうですね。
まとめ
子供にスマホやタブレットはどのくらい見せていいのでしょう?
目安としては、
早くても2歳以降、1日あたり1~2時間以内にしておくと望ましいでしょう。
スマホやタブレットを扱う時間が長くなりすぎると、当然ながら生活リズムにも影響が出てきます。
早寝早起きといった生活習慣をまずは大切にしていきいものです。
その他の記事
参考資料
『テレビ視聴時間の長短が幼児の生活習慣に及ぼす影響』(小児保健研究)2018年1月6日検索
『「子どもとメディア」の問題に対する提言』(日本小児医会)2018年1月6日検索
『New WHO guidelines on physical activity, sedentary behaviour and sleep for children under 5 years of age』(WHO)2019年5月16日検索