子供とスタバは何歳から?
子供が小さくても、おしゃれで余裕があって、たまに昼下がりにはカフェでお茶。そんなライフスタイルって憧れますね。
スターバックスは知らない人はいないくらい有名で、利用している人も多いはず。
スタバは何歳から一緒に行けるものでしょうか?
まず原則として、スタバの入店に年齢制限は特にありません。
連れていくだけなら、0歳の赤ちゃんと一緒でも全然問題ない。
じゃあ、子供と一緒にスタバで飲食をするとなると、何歳からが適当なのでしょうか?
個人差や家庭の方針があるので一概には言えませんが、例えば
スタバで子供と飲食するなら2歳前後くらいからになるかと思います。
以下、もう少し詳しく。
スタバのキッズメニュー
スタバにはキッズメニューがあります。
具体的には、
・ミルク
・ココア
・果汁100%ジュース(オレンジorアップル)
となっています。
つまりキッズメニューを何歳からなら与えてもいいのかという判断が、スタバデビューの時期に関わってきます。
離乳食の時期
先述のように、スタバにはキッズメニューこそあれど離乳食はありません。
つまりスタバで飲食するには離乳食の時期が終わっていることが前提になります。
厚生労働省の離乳食に関するガイドラインによると、
離乳食はおおむね生後5カ月前後から開始し、1歳前半頃までに完了します。
もちろん個人差はあるでしょうし、その子自身の食事摂取状況を見ることが前提にはなりますが、一般的に1歳後半ぐらいから大人と同じ食べ物を徐々に口にしていい時期になると考えられます。
以上を踏まえると、
スタバでの飲食は少なくとも1歳後半から2歳頃からが妥当でしょう。
ミルク・ココア・ジュース、何歳から?
さらにそれぞれの飲み物についても考えます。
同じく厚生労働省の離乳食に関するガイドラインによると、
牛乳の摂取は1歳以降が望ましいとされています。
1歳未満は避けた方が無難ということですね。
さらに、ココアについてですがココアのメーカーで有名な森永のホームページによると、純ココア(砂糖など他のものが入ってないココア)なら生後9カ月で耳かき1杯程度。薄めたものなら1歳以降から。とのこと。
やはり一般的なココアを飲ませるなら早くても1歳後半から2歳頃といったところでしょう。
離乳食で果汁を与える慣習が昔からありますが、特に推奨されている行為ではありません。
特にジュースは糖分も高いので早くから与えるのは望ましくありません。アレルギーなどのリスクもあります。
果汁100%ジュースもやはり離乳食が落ちついてから少しずつが望ましいでしょう。
虫歯のこと
さて、与えることができる最低ラインはわかっても、今度は虫歯などが気になるところですね。
虫歯は当然ながら歯がないと起こり得ないわけです。
また、離乳食がはじまっていく関係から1歳前後から徐々に虫歯のリスクが発生してきます。
厚生労働省は乳歯の虫歯と永久歯の虫歯には関連性が高いことから、
3歳前後において虫歯がない状態をつくることを推奨しています。
虫歯予防としては当然のことながら、
・甘い物の過剰摂取を避ける
・きちんと歯磨きをする
ことがあげられます。
ここでポイントなのは、
厚生労働省は1日3回以上の間食習慣を虫歯のリスク因子と捉えている点です。
子供は小さい頃、大人のように1度にたくさんの量を食べることはできません。
どうしても「おやつ」という習慣は必要になります。
しかし「おやつ」の頻度が多すぎて「だらだら食べ」「ながら食べ」になると常に虫歯菌に必要な栄養が供給されている状態になります。
虫歯予防にはメリハリのある食事習慣が大切なのです。
お子さんとスタバに行きたいと思いつつ、虫歯のことが不安なら、
・食後にはきちんと歯磨きをする
・スタバに行った日は、間食はあと1回にとどめる
といった点を気をつけるといいかもしれません。
おわりに
子供と一緒にいる時間というのは大切です。
その一方で、親が子供に付き合ってばかりもしんどいものです。
親も子供も双方が楽しめる時間を過ごせることがお互いのためになります。
時には大人の楽しみでもあるお茶に、子供を連れて行ってもいいかもしれませんね。
その他の記事
参考資料
『ティーンエージャーの腐敗した喪失した歯と砂糖の消費との関係を確立するための疫学的研究』(J-STAGE)2018年1月6日検索
『歯の健康』(厚生労働省)2018年1月6日検索
『平成28年歯科疾患実態調査結果の概要』(厚生労働省)2018年1月6日検索
『Ⅱ離乳編』(厚生労働省)2018年1月6日検索
『ココアは何歳くらいから飲ませてもよいですか。』(森永 お問い合わせ窓口)2018年1月6日検索