小学生になると、幼稚園・保育園の頃と比べて自由が増えます。
「自由」という権利が増えることは、「ルールを守る」という義務が発生することでもあります。
小学校や地域でよくある約束事をピックアップします。
細かいところはその学校や地域で微妙に異なるでしょうからあくまで参考に。
登下校のとき
・知らない人についていかない。
・できれば誰かと一緒に帰る。
・寄り道をしない。
・縁石に乗ったりしない。
・石蹴り、ボールを蹴りながらなど遊びながら帰らない。
・横断歩道を渡るときは左右を見る。
・信号を守る。
・横断歩道で車が待ってくれる場合は、会釈をして渡る。
遊びに行くとき
・遊びに行くときでも、まずは一旦家に帰る。
・「誰と」「どこへ」遊びに行くのか、「何時頃帰る」のかを必ず伝える。
・門限は家の人と決めて、それを守る(5時くらい)
・危険な場所では遊ばない。
(道路、線路、川、水路、池、工事現場、崖下 など)
・道路や壁、人の家の塀などでサッカーやバスケットボール、キャッチボールなどをしない
・校区外へは家の人と一緒に出かける。
・火遊びをしない。
・自転車に乗るときはその学校が決めたルールを守る。
(二人乗りしない、ヘルメットを被る、移動手段で使うのは4年生以降など)
・自転車を使うときは停め方や停める場所に気をつける
公共の場でのマナー
・履物をそろえる
・あいさつをする
・騒がない
・後片付けをする
・落書きをしない
図書館や公民館など、小学生になると地域の公共の場に行くこともあるでしょう。
友達の家で遊ぶとき
・家の中で遊ぶのは、できるだけお母さんお父さんがいて大丈夫なときだけにする。
・家の人がいないときに勝手に家の中で遊ばない。
・家の中のいろいろな部屋に勝手に入らない。
・冷蔵庫を勝手に開けない。
・朝、早すぎる時間に遊びに行かない。
・5時になるまでには帰る。
日常のことや人間関係のこと
・カードやゲームソフトなどはできるだけ貸し借りはしない。
・お金で友達におごったりおごられたりしない。
・スマートフォン、パソコンなどインターネットにつながる機械を使うときは、家の人と使い方やルールを決めてそれを守りながら使う。
・危険があったら、大声を出して大人の助けを呼ぶ。
・学校であったとこ、困ったことや嬉しかったこと。日常のことをたくさんお母さんお父さんと話す。