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小学生用・社会情動的スキル評価尺度とは?
「小学生用・社会情動的スキル評価尺度」とは、小学生を対象にした社会情動的スキルを評価する質問紙のことです。
昨今注目されている非認知能力は、専門的には「社会情動的スキル」と同義と考えられます。
子供の社会情動的スキルを客観的に評価するために、小学生用・社会情動的スキル評価尺度は役に立つでしょう。
解説
評価尺度の概要
小学生用・社会情動的スキル評価尺度は、21の項目から成る質問紙です。
- 1点:まったくあてはまらない
- 2点:あてはまらない
- 3点:どちらともいえない
- 4点:あてはまる
- 5点:とてもあてはまる
各質問に上記のような5段階評定で答えてもらいます。
研究と開発
小学生用・社会情動的スキル評価尺度は滋賀大学の山田淳子らによって開発されました。
初期段階では44項目が挙がり、研究過程で21の項目に絞られています。
小学生用・社会情動的スキル評価尺度は7つの因子で構成されています。
具体的には以下のようになります。
- 自尊心
- 社交性
- 敬意
- 思いやり
- 忍耐力
- 自己制御
- 目標への情熱
ちなみにOECD(経済協力開発機構)の言う「社会情動的スキル(Social and Emotional Skills)」の因子は、忍耐力・自己制御・目標への情熱・社交性・敬意・思いやり・自尊心・楽観性・自信の9つが挙げられています。
このように、小学生用・社会情動的スキル評価尺度の因子はOECDが挙げるそれとやや異なります。
しかし小学生用・社会情動的スキル評価尺度は構成概念妥当性がきちんと検証されており(逆にOECDの社会情動的スキルの因子は妥当性がそれほど言及されていないので)、客観性はある程度担保された評価と言えるでしょう。
参考資料
山田淳子、松田繁樹、辻延浩(2023)『小学生用・社会情動的スキル評価尺度の開発』(日本発育発達学会)2026年5月27日閲覧


