小学生の荷物の重さ
- 1年生：4.9kg
- 2年生：5.4kg
- 3年生：6.0kg
- 4年生：6.3kg
- 5年生：6.5kg
- 6年生：6.7kg
中の教科書や荷物も含めたランドセルの重さの平均は上記のようなものが考えられます。
また、子供の荷物はランドセルだけでなく水筒などもあるので、実際はこれより重い実態も充分考えられます。
解説
小学生の荷物の重さの現状
メーカーにもよりますが、ランドセルの平均的な重さは１.３kg程度です。
目安としては１kgに近いモデルは軽め、１.４kg以上は重めのモデルといったところでしょう。
このあたりはメーカーだけでなく、素材に何を使っているかなども影響します。
さらに、日本鞄協会によると小学生の荷物の重さの平均は４.７kgとなっています。
ランドセルの重さに学年別の荷物の重さの平均を加えると、冒頭のような重さになります。
ランドセルの重さはどのくらいが適切か？
米国小児科学会によると、子供が背負う荷物の重さは体重の１０～２０％を超えないようにすることを推奨しています。
近年は教科書のページ数が増え子供の荷物はより重くなりつつあります。
またタブレットの持ち帰りの機会も増え、これも子供の日々の荷物を重くしています。
子供が荷物の重さに身体的・精神的負担を感じた場合は、「根性がない」で片づけず、医学的にその荷物の重さが妥当かどうか検討する余地はあるでしょう。
ランドセルの重さの許容範囲の目安
参考資料
『Backpack Safety』（American Academy of Pediatrics）2022年5月26日検索
『童生徒の携行品に係る配慮について』（文部科学省）2022年5月26日検索
『小学生の学習用具の携行方法と負荷について』（日本家政学会）2022年5月26日検索
『池田屋』2022年5月26日検索
『小学生における通学時の携帯品重量の現状と身体症状との関連』（瀬木学園リポジトリ）2022年5月26日検索
『体型に合ったランドセル選び』（日本鞄協会 ランドセル工業会）2022年5月26日検索
『学校保健統計調査』（文部科学省）2022年5月26日検索
『令和２年度学校保健統計調査の公表について』（文部科学省）2022年5月26日検索
