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およそ2歳でできること
個人差はあるものの、およそ2歳児の発達の概要としては
- 「大きい」「小さい」がわかる
- 2語文を話す
- お絵描きで○が書ける
- 積み木を積む
- 階段を上がる
といったことが挙がります。
以下、言葉の分野や運動の分野など各ジャンルで見てきましょう。
2歳児の言葉の理解
- 動詞がわかりはじめる
- 「大きい」「小さい」がわかる
- 「長い」「短い」がわかる
- 「おへそってどこ?」など体の部分を指させる
- 「形容詞+名詞」がわかる
- 色の名前がわかりだす
各項目を子供ができるかできないかの判断基準は以下をご参照ください。
2歳児の話し言葉
- 2語文が出る
- 2語文の復唱
- 言える動詞がでてくる
- 「おいしいね~」など共感的な言葉が言える
- 「ばいばい」や「ちょうだい」、「だっこ」など言える
- 「ここ」「これ」などが言える
- 「なに」「どれ」などが言える
- 名前を聞かれたら、フルネームで答える
- 対の形容詞を言える
- 「名詞+動詞」の表現
などです。
2歳児のコミュニケーション
- おもちゃの電話で「もしもし~」ができる
- ぬいぐるみや兄弟のお世話をしようとする
- 絵の表情がわかる
- 兄妹や友達をけんかをすると告げ口に来る
- ジェスチャーがわかる
2歳児の読み・書き・計算
当然、この時期はまだ字を読み書きすることはありません。
しかし、先々の読み書きにつながる学びはあります。
- 丸・三角・四角の形がわかる
- 丸を描く
- 線を描く
- ×や十字を描く
- 「多い」と「少ない」がわかる
2歳児の手先の器用さ
- 積み木を積む
- 鉄棒にぶらさがる
- 手遊び歌
- ままごとが盛んになってくる
- 砂場でお山作り
- 紙を半分に折る
2歳児の運動
- 階段を上がる
- 両足でぴょんぴょん跳ぶ
- くるっと回る
- ボールをちょっと蹴れる
- 鉄棒などにちょっとぶら下がれる
2歳児の生活習慣
- 事前に「おしっこ」を言う
- 洋服の脱ぎ着ができはじめる
- 食事が上手になる
おわりに
赤ちゃんや子供の発達は個人差があります。
その一方で、一般的に何歳で何ができるようになるのか。
それを知っていると参考になります。
一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。
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参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧