赤ちゃんや子供の発達は個人差があります。
その一方で、一般的に何歳で何ができるようになるのか。
目安を知っていると参考になります。
一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。
補足記事:子供や赤ちゃんの発達を見る際の原則
0~6歳は子供の成長が特に著しい時期です。
今日は各分野別に発達を見ていきたいと思います。
年齢別に発達を見たい方はこちら。
関連記事:【小児発達】およそ1歳でできること
子供が小さい頃は「今、ママって言った!」など言葉の発達や、
「歩くのが速くなったなあ」といった運動の発達に目が行きがちです。
しかし子供は言葉や運動の発達と同時に手先の器用さも成長しています。
子供の手先の器用さについて成長を見ていきましょう。
おもちゃをつかむ
近くにあるおもちゃに手を伸ばしてつかむ。
自分の意思で手を動かし、物をつかむことがまずは大切です。
物を引っ張る、振る
お母さんが持っているものをとろうとしたり、おもちゃを振ったり。
これらを行うためには、ただ物をつかむだけでなく、つかみ続けることが必要です。
右手・左手で持ちかえる
右手に持っていたおもちゃを左手に持ち替える。
左手に持っていたおもちゃを右手に持ちかえる。
物を入れる・出す
箱やコップに物を入れたり出したりします。
ご飯や水をこぼしてみたり、物を机から落としたり
親御さんからしたらたいへんですが、このようないたずらも一時期は成長の中で大切な過程です。
積み木を積む
2つか3つ積めればOKです。
ままごと
少しずつままごとを扱えてきます。
鉄棒に少しぶら下がる
つかみ続ける力、ぶら下がる腕の筋肉。
鉄棒も2~3歳頃にぶら下がることができはじめます。
はさみで紙を切る
きれいに切れなくてもOKです。
のりをつけて紙を貼る
ボタンをはめる
はさみで目的をもって切る
見本の線に沿って切ったり、簡単な形を切り抜いたり。
4歳になると3歳の頃より目的的にはさみを使えるようになります。
紙飛行機を折る
もちろん作り方を教えてもらったことがある前提で。
4~5歳には自分で紙飛行機を折れるようになります。
バウンドしたボールをつかむ
きれいにとれなくてもかまいません。
要は動いているボールをちゃんと目で追いかけてとれるかどうか。
絵を描く
簡単なものでかまいません。
要は目的を持ってお絵描きをできるか。
宝物集め
公園のどんぐりや、変わった形の石。
小さいものを集めることに興味を持ち始めます。
絵の具を使う
絵の具をチューブから出す。筆を使う。
絵の具で絵を描くことは、クレヨンや色鉛筆より繊細な手先の動きが必要です。
家電の操作
物の簡単な操作ができます。
レンジで温める。
プレーヤーにDVDを入れる。
テレビのチャンネルを好みの番組に合わせる。
などなど。
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