読み書きの対象年齢考察

小説を読めるのは何歳から?|子供の読書の発達と目安

公開日:2021年5月29日


 
 

子供は小説を何歳から読める?

子供が小説を読めるのは何歳頃からでしょう?

個人差はありますが、一般的な児童小説で考えると
子供が小説を読めるのはおおむね10歳頃からです。

 
 
 

解説

小説を読むこと

小説は一般的に散文的な物語を指します。

さらに実生活に基づいて考えると、
小説とは(一部の挿絵は除いて)ほぼ文字だけで構成された物語の本を指すでしょう。

この点から、絵がある絵本や漫画より対象年齢は上がります。

小説なその内容により難易度も様々ですが、書店にはしっかりと小説のかたちをとりながらも構成がわかりやすい児童小説もあります。

こういった読みやすい小説も視野に入れながら、小説の対象年齢を考えていきます。

 
 

子供の発達

子供の発達を見る検査に、
S-M社会生活能力検査
というものがあります。

幼児期・学童期と比較的幅広い年齢帯で発達を見ることができる検査です。
言語能力や運動能力といった機能的な力だけでなく、検査の名前通り生活習慣に着目した項目も豊富な点が特徴と言えます。

上記によると、
小説を読んで理解することは、10歳6か月以降の発達と位置付けられています。

10歳頃は小学校の4年生頃に相当します。

読書は個人の好みも影響しますから、当然時期のずれは考えられます。
そのためあくまで目安ですが、小説を読む場合は小学校の後半からが理解がしやすそうです。

 
 

識字と読書

子供は4~5歳頃から文字を読むことができはじめます。

5歳頃には読める文字が増えながら、「これなんて読むの?」と文字に対する知的好奇心も芽生えていきます。

そして6歳頃には平仮名を一通り読めるようになり、絵本などを自分で意味を理解しながら読むことができていきます。

こうして読み書きの力が発達しながら、8歳頃には自分でわからない単語を自分で知りたいと思ったり調べたりする様子もでてきます。

そして10歳頃には小説など文字だけの物語を読むに至ります。

 
 
 

参考資料

-読み書きの対象年齢考察