タブレット用スイッチインターフェースとは?
スイッチを別の機器に接続するための機械を「スイッチインターフェース」と言ったりします。
なんらかの事情によりスマホやiPad、その他タブレットをスイッチで操作したいとき、今回のようなタブレット用のスイッチインターフェースが必要になります。
つまり、
タブレットを直接操作できない状況でも、自分が扱うことができる外部機器(スイッチなど)を接続できればまた違った操作ができます。
タブレットが直接操作できないとき
通常、iPadをはじめとするタブレットやスマートフォンは指で直接触れて操作します。
しかしながら脳性麻痺などにより上肢障害がある場合はタブレットを直接タッチして操作することが難しい場面が出てきます。
そのような場合、スイッチで入力ができると便利かもしれません。
スイッチでの入力ができれば、スキャン方式などの操作で重症心身障害のような重度の身体障害の状況でもタブレットを自由に使うことができるかもしれません。
スイッチでタブレットを操作する
上の図のように、インターフェース(機器と機器の間に接続するもの)によりタッチしたい部分を機器により延長してスイッチでつなげられれば、直接タッチしなくてもタブレットを操作できるでしょう。
スイッチでタブレットを操作することができれば、
障害がある人でもタブレットを使ってインターネットをしたりSNSをすることが可能になるかもしれません。
まとめ
例えばカメラアプリにすれば、従来のデジカメでは困難だった「スイッチでシャッターを押す」といった活動が簡単にできます。
(その他の活用例や設定の工夫は後々・・・)
iPadやタブレットにスイッチを接続する機器はBluetoothなどによる無線接続がありますが、
・高価になりがち
・種類もあまり多くない
・設定が複雑
という課題があります。
そのような現状を踏まえると画面に直接くっつけて有線でスイッチにつなぐというやり方が自作には向きそうです。
今回はこのようなタブレットの画面上にくっつけてスイッチ操作ができるスイッチインターフェースについて、複数の記事に分けて自作していきたいと思います。
ということで、続きは以下をご参照ください。