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タブレット用スイッチインターフェース自作5.「リレーとは」

公開日:2016年10月23日

前回の記事にてタブレットをスイッチで操作するためには、回路をスイッチにて切ったりつなげたりする必要があることは書きました。
そこで回路を切ったりつなげたりするために今回はリレーというパーツを使います。

補足記事:タブレット用スイッチインターフェース自作4.「スイッチで操作するための考え方」

リレーとは一般的には電気回路において電圧の違う回路を組むときに使います。
このリレーをスイッチインターフェースのどの部分に使うかと言うと、

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この青枠の部分に使います。
 
 
 
【リレーの仕組み】
タブレットにスイッチをつなげる機器を作るときにリレーは最も重要なパーツです。
一方で最も馴染みがないパーツもリレーでしょう。
リレーの仕組みがわからなければ作製にうつれません。

まずはリレーの仕組みを見てみましょう。

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物にもよりますが、一般的にはリレーは黒い小さな四角に6本ないし8本くらいのピンが出ています。虫みたいですね。
 
 
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リレーの中身を上から見た図です。灰色の四角がコイルです。このコイルに電気を流すと、赤い線に部分が動きます。
 
 
実際に電池と電球をつなげてみます。
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1.乾電池から電気が流れると、
2.コイルに電気が流れて電磁石により赤線の部分が可動します。
3.球部分の回路がつながり電気が流れ電球がつきます。

ただ電球をつけるだけならリレーを使う必要はありませんが、ひとまずリレーの動作はこのような感じと理解してください。
 
 
 
【補足】
リレーにはピンが8本の物もあります。
今回扱った6本の物と理屈は一緒ですが、参考までに8本バージョンの動作も書いておきます。
 
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上と横から見た図です。
 
 
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このように組むと、ピン6本と同じように電球が光ります。

リレーはピンの数や型式により若干異なりますので、理屈を理解したらあとは手元にあるリレーに合わせて柔軟に対応してください。
 
 
 
次の記事:タブレット用スイッチインターフェース自作6.「準備する物と設計図」

まとめ記事:タブレット用スイッチインターフェースを自作する

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