世の中には暗黙のルールがありますね。
暗黙のルールには破った途端に場の空気が凍りつくような大きなものから、周りが指摘してくれない小さなものまで様々です。
大きなルールはけっこう周りが教えてくれます。
厄介なのが日々の些細な暗黙のルール。
ちょっとした暗黙のルールは周りも違和感に感じつつ「指摘するほどでもないかな」と見過ごされがち。
けれどその小さなズレが、コミュニケーションに支障をきたす場合もあります。
今日は「小さな暗黙のルール」を見ていきます。
仕事中はスーツを着ているし、基本のTPOはわきまえてる。
人に指摘されるような変な服ではないけれど、微妙に服装が変なことがあります。
例えば靴下の柄が服に合ってない。
服のサイズが体型に合っていない。
過剰なアクセサリー。
洋服は場に溶け込むのが一番。
周囲の人と似た服装をするのが無難です。
人には愚痴をただ聞いてほしいことがあります。
腹が立ったと言ってはいても、ただの過去の話として聞いて欲しいことがあります。
人の話を「それは一大事だ」と言わんばかりに過剰に捉えてしまう人がいます。
話の内容とその人自身の感情は状況によって異なるものです。
話すときに距離が近い人がいます。
スキンシップが不自然な人がいます。
人にはパーソナルスペースというものがあって、互いの築いた親密さ以上に近い距離は違和感を感じるものです。
補足記事:パーソナルスペース
話の内容以上に、話かけるタイミングは大切です。
忙しいときに話しかけられても、相手にとっては煩わしいだけです。
相手が何かに集中していたり、誰かと別の話題を話しているときは自分の話を持ちこまない。
「今日はいい天気ですね」
例えば天気の話は初対面の人には有効ですね。
けれど、やはりこういうのは退屈な話題です。
ある程度親密になった人にしては退屈なだけです。
会話には関係性に合った話題というものがあります。
いつまでも初対面のような話題を出しても、不自然なだけです。
意外と車内の音は車外に漏れているものです。
男性で特に多いでしょう。仕事で自分のことを「自分」と言う人がいます。
学生の頃の部活ならよかったかもしれませんが、自分のことを「自分」と言うのは社会だと子供っぽい印象を受けます。
若いうちは「僕」、ある程度年を重ねたら「私」。
お客さんや取引先の人との会話なら若くても「私」でいいくらいです。
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