アイトラッキング。視線入力装置である、「Tobii Eye Tracker 4」についてです。
1. Tobiiで視線検知できない不具合には?
視線入力装置である「Tobii Eye Tracker 4」。
「Tobii Eye Tracker 4」がパソコンでうまく動作しないとき、状況にもよりますがドライバをアンインストールして再びインストールしなおすと解決する場合が多々あります。
以下、もう少し詳しく説明します。
2. Tobiiの不具合の見分け方
通常、tobiiがうまく動作しているとき、パソコン画面の右下に
「● ●」
のような目のマークが現れます。
人がパソコンの正面にいなくて、視線が検知できない場合は
「× ×」
のマーク。
これは単に人がいなくて検知できてないだけ。
不具合ではない。
さらに、
「● 」や「 ●」
のようなマーク。
これも片目を閉じていたりすることで1つの目しか検知できてないだけ。
これも不具合ではない。
問題は、
「!● ●」
のパターン。
このときがうまく動作していない。
Tobiiとパソコンがうまく連携できていない。
この場合が対処の必要性が出てきます。
3. Tobiiの不具合の原因
「Tobii Eye Tracker 4」はパソコンにつなぐだけでそのまま使えるわけじゃありません。
Tobiiをパソコンに認識させるためのアプリ(デバイスドライバ)が必要になるわけです。
ドライバはネットから無料でダウンロードできます。
インストール自体もそれほど時間がかかるものではありません。
で、このドライバが不具合を起こしやすい。
Tobiiをむやみやたらにパソコンから急に抜いたりするとドライバが不具合を起こす場合があります。
さきほどの「!● ●」のパターンになったりするわけです。
パソコンを再起動したりしても調子が戻らない場合は、ドライバを一旦アンインストールして再度インストールしたほうが解決が速い場合があります。
4. まとめ
以上のように、うまくパソコンがシャットダウンできなかったり、急にパソコンからTobiiを抜くと不具合を起こす場合もあります。
そのような場合はとりあえず再起動してみて、それでも改善しない場合はドライバを入れなおしたほうがいいかもしれません。
手順は、
パソコン画面の左下の「設定」から、
システム、アプリにてアプリの一覧を。
その画面からTobiiのドライバを見つけて一旦アンインストール。
再度Tobiiのドライバをインストールします。
ドライバはネットから無料でダウンロードできます。
以下をご参照。
Tobiiのサイトがわかりにくいのでリンク先をまとめておく。
ちなみに、ドライバをアンインストールしても再インストールすればキャリブレーションの設定は残っているのでその点は助かります。