1. 「友達としての好き」と「恋人としての好き」
友達への「好き」と恋人への「好き」。
どちらも人に対する「好き」です。
けれど、この2つの「好き」には違いがあります。
自分の、誰かに対する「好き」が「友達としての好き」なのか「恋人としての好き」なのかわかることは大切なことです。
同様に、誰かの自分に対する「好き」が「友達としての好き」なのか「恋人としての好き」なのかわかることも大切です。
誰かが自分のことを好きでいてくれて、でもそれは「友達としての好き」なのに自分は「恋人としての好き」だと勘違いしてしまう。あるいはその逆。
そういった「好き」の勘違いをしないように気をつけます。
2. 「友達としての好き」って?
「友達としての好き」って、どんな気持ちなのでしょう?
好きとは、一緒にいて楽しいとか、気が合うとか、心が惹かれるといった気持ちです。
でも、「好き」という感情の理由は人によって様々で簡単には言い表せないものです。
例えば、気が合わなくても、相手の価値観や考え方に魅力を感じれば「好き」になったりします。
だから「好き」の理由が必ずはっきりするとは限りません。
3. 「恋人としての好き」って?
「恋人としての好き」とは簡単に言うと、「友達としての好き」よりもっともっと好きだということです。
さらに、日本では「友達として好きな人」は何人かいても、「恋人としての好きな人」は1人であることが多いです。
「恋人としての好きな人」と一緒にいると、楽しかったり安心するだけでなく、ドキドキしたりもします。
「恋人として好きな人」には、「友達として好きな人」以上に独占欲を感じたりもします。
独占欲とは「その人を独り占めしたい」という気持ちです。
独占欲を感じることは自然なことです。
けれど、独占欲が強すぎると人間関係のトラブルにつながります。
だから自分の中の独占欲という存在を認めながらも、その程度に気をつけます。
4. 「友達として」なのか「恋人として」なのか
人には人に対して「好き」という感情があります。
「好き」という感情には大きく分けて「友達としての好き」と「恋人としての好き」があります。
異性から「好き」と言われたり、好意的な行動をとってもらったときは、それが「友達としての好き」なのか「恋人としての好き」なのかをよく考えます。
相手の「好き」と自分の「好き」の意図が食い違うと、人間関係のトラブルにつながるからです。