スマホやiPadなどのタブレットに使えるタッチペンを自作します。
スマホやタブレットのタッチパネルは電荷の変化を検知するので、電荷に変化を与えられるような物を作ればタッチペンになります。
補足記事:タッチパネルの仕組みと種類
【素手で持つタッチペン】
まずは普通に素手で持って使うタッチペンの作り方です。
<材料>
・導電スポンジ
・割りばし
・アルミホイル
導電スポンジとは文字通り電気を通すスポンジです。
静電気に弱い精密機械の梱包などに本来は使う物です。
スポンジは割りばしの先端に付けるので程よいサイズに切っておきます。
アルミホイルを割りばしに巻きつけて、スポンジを付けます。
アルミホイルとスポンジは必ずお互いが触れるようにしておきましょう。
アルミホイルの部分を素手で持って扱いましょう。
タッチパネル、スポンジ、アルミホイル、手がつながることで電気を通す流れができてタッチパネルを操作できます。
【素手で持たないタッチペン】
タッチパネルは電荷の変化を検知して動作します。
タッチペンは電気を通すので、素手で持てばタッチペンを伝って身体に含まれる電荷をタッチパネルが検知できます。
人の身体という、電荷を多く含む部分が画面に触れているかいないかが動作に影響します。
スマホ非対応の手袋など電気を通さない物質が間に入るとタブレットを操作できません。
では素手で持たなくても操作できるタッチペンを作るにはどうしたらいいでしょう?
リード線など取り付けてタッチペン自体が電荷を多く含むようにすればOKです。
アルミホイル部分にリード線を巻きつけます。
リード線の長さは30cmくらいが目安ですが、実際に使ってみて長さを調整したほうが良いです。
素手で持たなくてもいいタッチペンなら、
手袋をしたり歯でくわえたり、靴下をはいた足で使ったりといろいろな使い方ができますね。