育児・教育コラム

チャイルドシートとジュニアシートの違い

公開日:2019年12月11日


 
 

チャイルドシートとジュニアシートの違い

チャイルドシートとジュニアシートの違いはなんでしょう?

子供をチャイルドシート内のベルトで固定するのがチャイルドシート、
子供を車のシートベルトで固定するのがジュニアシートです。

 
 
 

チャイルドシートとジュニアシートの定義

シート自体を車のシートベルトで固定し、子供の身体はチャイルドシート内のベルトで固定する。これがチャイルドシートです。

一方で、
座面を底上げしてヘッドレストやシートベルトの高さに子供の位置を合わせて、車のシートベルトで子供を適切に固定できるようにするのがジュニアシートです。

しかし「ジュニアシート」という名称は厳密には俗語であり、

国土交通省のホームページなどを参考にすると「ジュニアシート」とは「学童用のチャイルドシート」を指します。

ここで言う「学童用」とはあくまで便宜的な表現で、実際には4~10歳くらいのお子さんが対象になることが多いです。

このため法令など正式なところでの「チャイルドシート」という言葉は一般に言うチャイルドシートとジュニアシート両方を含みます。

 
 
 

チャイルドシートとジュニアシートの使い分け

法令上、チャイルドシートの使用義務があるのは6歳未満です。

このため6歳以降はそのまま車に座らせても法律違反ではありません。

しかしながら、子供は身長が低いのでそのまま車に乗るとシートベルトやヘッドレストの位置がずれてしまい危険です。

こういった背景から、6歳以降でも安全のためチャイルドシートを使用することが一般的です。

目安としては4歳くらいまでがチャイルドシート、4歳以降が学童用のチャイルドシートであるジュニアシートを使います。

 
 
 

おわりに

チャイルドシートはタイプによってはジュニアシートに移行できる物もあります。

また、ジュニアシートは座面だけの物であれば1000円くらいで比較的安価に手に入ります。

このため、
比較的長く使える「いいチャイルドシート」を買って、残りの少ない期間を安価なジュニアシートで補うというパターンがコスパがいいのかなと思います。

 
 
 

参考資料

『チャイルドシートに関するQ&A』(国土交通省)2019年11月29日検索

『チャイルドシートの種類』(国土交通省)2019年11月29日検索

『チャイルドシートの使い方』(自動車事故対策機構)2019年11月29日検索

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