言葉の対象年齢考察

「ちょうだい」が言えるのは何歳から?要求はいつから?~子供の言語発達~

公開日:2019年6月1日


 
 

「ちょうだい」が言えるのは何歳から?

子供が「ちょうだい」を言えるのは何歳くらいからなのでしょう?

目の前にその子の欲しい物があって、勝手に取るのではなくて、「ちょうだい」と言える。

「ちょうだい」は言葉によるコミュニケーションの第一歩なわけですが、

子供が「ちょうだい」を言えるのはおよそ1歳後半頃です。

以下、今日は子供の言葉の発達についてです。

 
 
 

「ちょうだい」と子供の言語発達

子供の正常発達を知る目安の1つに、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

上記の検査によると、

欲しい物に対して「ちょうだい」と言う行為はおよそ1歳9カ月相当の発達であることがわかります。

そのほか類似した資料で確認しても、おおむね「ちょうだい」は1歳後半ないし2歳頃に見られる傾向があります。

 
 
 

「ちょうだい」が言える・言えない

先述の通り、「ちょうだい」と言って何かをもらう行為は言葉によるコミュニケーションです。

勝手に物を取ったりするのではなく、相手の状況を察して言葉で確認する。

大人になっても大切なことですね。

当たり前のことですが、
「ちょうだい」と言って物がもらえたり親が反応してくれた経験がないと、子供の「ちょうだい」という言葉を促すことはできません。

どんなに「ちょうだい」と言っても後回しにされたり無視されたら、「言わなくていいや」となってしまうのは想像に難くないですよね。

子供の言葉を増やしたい場合、その言葉を言ったときに即座にリアクションをしてあげるのが大切です。

この、「子供の発した言葉に即座に反応してあげる」というのは簡単なようで難しいものです。

忙しい子育て。ついつい子供の言葉を拾えなかったり、後回しにしてしまうものです。

まずはできる範囲で、「子供の言葉に子供に伝わるかたちでリアクションをする」というのをやってみたいものです。

 
 
 

まとめ

子供が「ちょうだい」を言えるのは何歳くらいからなのでしょう?

子供が「ちょうだい」を言えるのはおよそ1歳後半頃です。

「ちょうだい」は言葉によるコミュニケーションの第一歩です。

子供の言葉を増やしたい場合、その言葉を言ったときに即座にリアクションをしてあげるのが大切です。

まずはできる範囲で、「子供の言葉に子供に伝わるかたちでリアクションをする」というのをやってみたいものです。

 
 
 

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参考資料

-言葉の対象年齢考察

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