歌に合わせて踊れるのは何歳から?
子供が歌や音楽に合わせて踊ることができるのは何歳頃からなのでしょうか。
子供の発達には個人差があるのであくまで目安ですが、
子供が歌って踊る様子が見られるのは3~4歳頃からと考えられます。
解説
歌って踊るの定義
子供の発達において「歌えるか」「踊れるか」は、おおむね「それをやろうという姿勢があるか」「だいたいできているか」が目安になるのではないでしょうか。
厳密に歌の音程を全く外さないかや、踊りにキレがあるかなどは習い事の観点と言えるでしょう。
以下では、子供が歌や踊りを「やろうとして」「それなりにできるか」を目安に考えます。
歌って踊る年齢
子供の発達を見る検査に、ポーテージ早期教育プログラムというものがあります。
子供の発達の目標を年齢別・段階別に見ることができる評価・訓練方法の1つです。
上記によると、子供が音楽を聴きながら歌って踊るのは、3~4歳頃からの発達と位置付けられています。
子供の歌と踊りの発達
子供は3~4歳頃から少しずつ(例えば行進など)周囲とリズムを合わせた行動・遊びができはじめます。
また、個人差はあるものの2歳頃から「ごはん たべる」など言葉の発達において二語文の表現が見られ始めます。
だんだんと文章の表現が多様になることと併行して、歌のフレーズを口ずさめることも増えていきます。
3~4歳頃には子供向けの短い歌であればいくつか歌えるものが出てくると考えられます。
歌に合わせて踊ること
歌に合わせて踊ることは、単にイズム感などの運動面だけでなく、相互性やコミュニケーションの発達としても興味深い要素です。
一緒に歌を歌ったり、踊ったりすることはその音楽や他者の動きに自分を合わせることでもあります。
そういった協調性や相互性が、保育園での集団行動やお遊戯に関連してくるでしょう。
歌や踊りを通して誰かと一緒に息を合わせて動き遊ぶことは、子供の協調性や相互性を促すことが期待できます。