ワードスナイパーのルール
ワードスナイパーは文字とお題に沿って早く言葉を想起するゲームです。
シンプルなゲームかつ言葉を使ったゲームであるため知育教材としても有用と思います。
ワードスナイパーは基本ルールだけでなく、低年齢向けの簡易ルールも想定さています。
各ルールの特徴や性質を見ていきます。
通常ルール
基本ルール
ワードスナイパーとは、カードに書かれたテーマに沿って早く言葉を言った人が勝ちのゲームです。
ワードスナイパーは表にお題、裏に文字が書かれています。
山札から1枚カードをめくり、めくったカードの文字と山札に控えている次のカードのお題を組み合わせます。
このように、文字とお題の組み合わせが1枚で完結しないため、毎回組み合わせが変わりマンネリ化しないのがワードスナイパーの優れた点だと思います。
組み合わさったテーマ、例えば「『か』がつく『くだもの』」などに沿って早く言葉を言えた人がそのカードをもらうことができます。
誰も言葉が思いつかなかった場合はカードを再度めくり、「『か』か『い』がつく『くだもの』」などのように許容範囲が広がっていきます。
各カードは難易度に応じて数字が記載されており、それがポイントとなります。
取ったカードの合計点が一番高い人が勝ちとなります。
(ただしワードスナイパーキッズのみ点数が書かれておらず、全て1点の計算となります)
簡易ルール(お題からの想起)
上記のような基本ルールだと、幼児(保育園や幼稚園の時期)や小学校低学年の子はあまり言葉が出てこないかもしれません。
この場合は低年齢向けの「ワードスナイパーキッズ」を用いる方法もありますが、通常場の「ワードスナイパー」やそれよりお題が難しい「ワードスナイパーイマジン」でも、ルールを工夫すれば低年齢の子でも遊べるかもしれません。
簡易ルールの1つにお題だけでゲームを行う方法があります。
つまり「『か』がつく『くだもの』」など文字は含めず、「くだもの」などお題だけで言葉を思い浮かべます。
簡易ルール(頭文字からの想起)
逆に、文字だけで言葉を思い浮かべる簡易ルールもあります。
つまり「『か』がつく『くだもの』」などお題は含めず、「『か』がつくもの」など文字だけで言葉を思い浮かべます。
頭文字で言葉を思い浮かべるには、「音韻意識」と呼ばれる単語の音の構成をわかる力が必要です。(例えば「からす」という言葉は「か」と「ら」と「す」の3つの音で構成されているということが感覚的にわかるということです)
このため文字だけで言葉を思い浮かべる簡易ルールは幼児期後半以降ぐらいからが可能となる時期でしょう。
アレンジルール
参考資料
『ワードスナイパー特設ページ』2023年9月9日閲覧