「わいひら」さんがすごい
頸髄損傷による身体障害を持ちながら、
ブログやプログラム、ウェブ関連において
精力的に活動している「わいひら」さんがすごいです。
障害とITは相性がいいことは、
いろんな専門家が言っています。
障害により字を書くことが難しくても、
パソコン操作したり
それで何かを作ったり発信したりすることはできます。
ITテクノロジーは障害を補う様々な可能性を持っていると思います。
そして
わいひらさんは、
そういった障害とITの可能性を
示してくれている人の一人だと思います。
ワードプレスという世界
技術的な話はここでは割愛しますが、
世の中にはウェブサイト(ホームページ)を作るためのソフトがいろいろあります。
そんな中、
世界的にシェアが高いものの1つが「WordPress(ワードプレス)」と言われるものです。
世界中のウェブサイトのおよそ3分の1はワードプレスで作られているとも言われています。
そんなワードプレスにおいても、
すべてのプログラムをゼロから作ることは少ないです。
多くの場合はテンプレート(テーマ)を利用しながらウェブサイトを構築していきます。
テンプレートもやはり星の数ほどありますが、
機能的なもの・人気なものでいくと種類が絞られてきます。
有料のテンプレートも多い中、
有料と同等ともいえる機能を搭載しながら無料で使え、
1,2を争う人気とシェアを誇るテンプレートをわいひらさんは作っています。
わひらさんの偉大さ
実際にウェブサイト作ったことがある人なら、
わいひらさんの作ったテーマがいかに優れているかがわかると思います。
そしてそれを無料で提供していることに
ただただ驚くと思います。
わいひらさんが作ったテーマは
分野問わず様々なウェブサイトで利用されています。
そして、
そんなすごいプログラムを組んだ人が
頸髄損傷という障害を持っているということに
さらに驚かされます。
多くの場合、
障害を持った人が何かを作った際、
その「障害」を認知してもらうことを前面に出すことが多いです。
例えば「これは障害者施設で作った野菜です」といったかたちで売り出したりなどです。(それが悪いとは思いませんが・・・)
けれど
わいひらさんが作ったウェブサイトテーマは、
肩から下の部位がほとんど麻痺している人が作った物とは、
夢にも思わないほどの仕上がりです。
パソコンは設定により身体障害を補って操作可能です。
そのためプログラムは
障害があろうとなかろうと理論的には同じ土俵で戦えます。
けれど、
やっぱり世の中で広く流通している物が
実は重い障害のある人が作ったとあとから知ると
やっぱり驚きですよね。
世の中のウェブサイトの多くはわいひらさんが作ったテーマをベースに作られています。
そう考えると少し大げさかもしれませんが、
障害を持ちながらでも世界を動かしている人物の一人がわいひらさんだと思います。
おわりに
わいひらさんは
プログラム関係以外にも
障害を持った上での日々の生活や工夫をブログに書かれています。
そういった内容も非常に興味深いです。
参考資料
『寝ログ』2020年5月6日検索