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曜日の教え方
子供に曜日を教える場合、
- 曜日という概念に気づく
- 曜日を何かしら覚える
- 曜日を7つ覚える
- 曜日の順番を覚える
- 今日が何曜日かわかる
といったポイントを押さえながら学習していきます。
子供の発達と曜日概念の解説
津守式乳幼児精神発達質問紙、
LCスケール、
ポーテージ早期教育プログラム、
など各種発達検査を参考にすると、
子供は6歳前後くらいから「今日が何曜日か」ということがわかるようになっていきます。
しかしこれには段階があり、
4~5歳頃に曜日への気づきがあり、
5歳前後で7つの曜日を少しずつ覚えていき、
6歳前後で曜日の順番や今日が何曜日かがわかっていきます。
子供に曜日を教える場合は、その子がどの段階まで理解できているかを踏まえて指導する必要があります。
教え方の段階
曜日という概念に気づく
まずは子供に曜日という概念に気づいてもらいます。
「日曜日はお父さんがお休みだね~」
「土曜日はテレビでドラえもんがあるね~」
などのように、日常の会話に自然と曜日を盛り込んでいきます。
曜日を何かしら覚える
「今日は何曜日?」と聞いて、当たらなくてもいいのでとにかく「○○曜日」と何かしら答えられるようになる段階です。
曜日に関する語彙をその子にとって身近なものにしていきます。
曜日を7つ覚える
7つの曜日を何も見ないでも言えるように目指します。
「月・火・水・木・金・土・日」といった語呂で覚えてもいいですし、
「月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日」と覚えてもいいでしょう。
多くの場合は「月・火・水・木・金・土・日」といった語呂のほうが覚えやすいでしょう。
ただしこれらに「曜日」をつけて「月曜日」と答えられる応用はできるようにしておきましょう。
単に「月・火・水・木・金・土・日」と丸暗記しても使い方がわからなければ意味がありません。
曜日の順番を覚える
「月曜日の次は火曜日」といった、曜日の順番を覚えていきます。
多くの場合は7つの曜日を覚える過程で順番もある程度覚えているでしょう。
「月曜日の次は?」という聞き方だけでなく、「水曜日の前は?」といった逆からの聞き方もいい練習になります。
今日が何曜日かわかる
以上を習得した上で「今日は何曜日?」という意識を生活習慣に盛り込んでいきます。
1日に何回聞いても曜日は同じですから、日々の生活の中で(子供が嫌にならない程度に)聞いていきます。
補足記事