育児・教育コラム

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幼児の話し方でよくある特徴一覧|子供の言葉の発達

公開日:2023年12月17日


 
 

幼児のよくある話し方

 幼児期の言葉の発達を見る検査、とりわけ口頭での質問に対して口頭で答える力を見る言語検査に「質問―応答関係検査」があります。

 質問応答関係検査は、幼児期の会話能力を評価する検査の1つと言えます。

 質問応答関係検査に関する日本音声言語医学会の論文を見ると、幼児期の会話の特徴を知ることができます。

 以下、幼児期の子供に見られる特徴的な発話を挙げていきます。

 
 
 

発達の概要

  • 無反応・現前事象(2歳前半頃)
  • 自己経験・連想(2歳後半~3歳前半頃)
  • 意味ネットワーク(3歳後半~4歳台)
  • メタコミュニケーション(5歳~6歳台)

 幼児期の会話能力の発達は上記のような段階が考えられます。

 そしてそれぞれの時期に特徴的な傾向が見られます。

 
 
 

幼児期の発話・会話の特徴一覧

模倣

 模倣は文字通り言葉をそのまま真似る行為です。

 質問に対して答えてほしいのに、そのまま真似てしまう「模倣」は幼児期の会話の特徴的な誤りの1つになります。

 発達過程として一過性によく見られる誤りの1つでしょう。

 
 

保続

 話題が変わったのに前の話題に関連した発話が見られることを「保続(ほぞく)」と言います。

 これも幼児期の発話の特徴的な誤りの1つです。

 
 

近似的回答

 相手の質問に対して近くはありますが適切ではない回答を「近似的回答」と言います。

 これも幼児期の発話の特徴的な誤りの1つです。

 
 

無反応の時期

 
 

現前事象の発話

 
 

自己経験の発話

 
 

わからないことに「わからない」と言えること

 
 

連想

 
 

話題の継続性

 
 

冗長性のある発話

 
 

範列的な発話

 
 

系列的説明

 
 

語義質問

 
 

詳細な説明

 
 

要約した説明

 
 
 

参考資料

『質問―応答関係検査1―検査の作成とノーマルデータ―』(日本音声言語医学会)2023年11月13日閲覧

『質問―応答関係検査2―質的分析と会話能力の段階設定―』(日本音声言語医学会)2023年11月13日閲覧

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