会話術

雑談で気をつけること

公開日:2017年10月25日

仕事の話など公的な話より、プライベートな話や雑談のほうが難しいものです。

今日は雑談で気をつけることを考えます。
 
 
 

冗談と悪口は違う

 
冗談と悪口は違います。

冗談とは互いが本心ではないと共通認識できるから冗談なのです。

冗談は互いが本心でないと共通認識できることとできないことのぎりぎりのラインであるほうが面白いのですが、そのぶんリスクも高まります。

自分だけ冗談のつもりの冗談は、相手にとっては悪口だったり毒舌にしかならなくて、そういうのは苦笑いしかできません。

相手とどこまで共通認識を持てているかということを考えることが大切です。

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簡潔に言うことと毒舌も違う

 
自分が思っていることを遠回しに言うことと、相手が言ってほしくないことを避けて言うことは違います。

前者はまどろっこしい。後者はデリカシーがあります。

物事を簡潔に言おうとして、相手を傷つける言葉を言ってしまう人がいます。

わかりやすく表現することと、相手を傷つける言葉をダイレクトに言うことは違うということを心に留めましょう。

簡潔だけれど相手を傷つけない言葉というのがあるのです。
 
 
 

会話のハードルを下げる

 
人と会話をすることは、コミュニケーションをとることが目的です。

コミュニケーションをとること目的なので、会話の内容は必ずしも意味のあること・質の高いことである必要はありません。

むしろくだらない話で互いの会話のハードルを下げることは重要です。

「髪を切りに行きたいけれど、忙しくてなかなか行けないんだよねぇ」

まるで独り言のような内容でもいいのです。
相手からしたら「いや、知らないし」みたいな内容でもいいのです。

(もちろんそればっかりではだめですが。あくまでほどよく。)

「こんなくだらないことを話してもいいんだ」と思ってもらえることが大切です。

「怒られるかも」「つまらないと言われるかも」
「リアクションしてもらえないかも」
と考えると何を言っていいかわからなくて言葉に詰まって気まずい空気になります。

「何を話しても受け入れてくれそう」
「くだらない話でもリアクションしてくれそう」
「この人には何を話してもいい」
そう思ってもらえることが会話が弾む上では大切で、そのためには会話のハードルを下げることが大切です。

会話のハードルを下げるためには
自分からくだらない話をする。相手のくだらない話にきちんとリアクションをとる。

リアクションとは過剰なものでなくてかまいません。
ただの相槌でもいいのです。要はきちんと聞いているという合図を送るのです。
 
 
 
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