子供が「やりたくない」「怖い」と言うとき、無理させるべき?休ませるべき?
子供が「やりたくない」「怖い」と言うとき、それが本人の発達段階から見ても不相応と考えればさせなくていいでしょう。
一方で、チャレンジしてみることが妥当と考えられるなら、やってみることを促します。
子供が気乗りしないことをさせるときは、子供の親(あるいは指導者)の関係性に「一貫性」と「信頼関係」があるかが重要です。
解説
考え方
誰でもそうですが、本人にとって「難しすぎること」をやるのはストレスです。
やはり「ちょうどよい難しさ」にチャレンジすることが、その人の成長を促すでしょう。
子供に何かをさせる場合は、その子自身の成長段階から見て妥当かどうかを考えてあげましょう。
判断基準としては発達段階の客観的な評価があります。
もちろん、こういった発達評価は専門家でないと難しいかもしれません。
親の場合は、それまでの子供の成長過程を踏まえると良いでしょう。
つまり、周りが「できている」「やっている」ではなく、その子自身が今まで何をできて何をできていなかったかを踏まえて活動を促します。
たとえば子供がジャングルジムを今まで一段しか登れなかった場合、二段登ることは促してもいいかもしれません。
逆に、(周りの子供がてっぺんまで登れていたとしても)いきなりてっぺんまで登ることを強いる必要はないでしょう。
二段登ることを「怖い」と言う場合は「一緒にやってみよう」と促していいでしょうし、てっぺんまで登ることを「怖い」という場合は「そうだね」と受け止めてあげていいでしょう。
実際
子供の成長を促す場合、大人は時として子供が気乗りしないことをさせないといけないときがあるでしょう。
そういうときに大切なのは、子供との関係に「一貫性」と「信頼関係」があるかどうかだと思います。
たとえば子供が宿題をしたがらないとします。
このとき、「ゲームは宿題が終わってから」という一貫したルールがあれば、ゲームをしたがる子供に宿題をすることを働きかけやすいでしょう。
逆にそういったルールがない、あるいはルールを親自身が守らない(宿題をしなくてもゲームをさせることがある)場合、子供が「したくないけれどしないといけないこと」をしようとはなかなか思わないでしょう。
そしてルールをお互いが守るには、お互いの信頼関係が重要です。
ルールというのはおおむね、「してはいけないこと」や「しないといけないこと」、「していい範囲」などが定められます。
信頼関係のない中でルールを守らせることは、単なる強制となってしまいます。
普段から子供と遊んだり話したりして、子供が「自分を受け止めてくれている」と安心感を持てていれば、そういったルールを守ることも納得しやすいです。
逆に信頼関係がない中でルールだけを守らせ「しないといけないこと」を強いることは、子供の反発を生みやすいでしょう。


