遊びのルールを説明できること
6歳頃は、簡単な遊びのルールを説明できる時期と考えられます。
ここで言う遊びとは、鬼ごっこやかくれんぼ、ドッジボールなどを指します。
6歳頃になるとこういった簡単な遊びについて、なぜそういったルールが必要なのかも含めて説明ができるようになっていきます。
解説
発達の概要
定型発達を踏まえると、6歳頃は遊びのルールを本質的に理解し、説明できるようになってくる時期と考えられます。
たとえば鬼ごっこは多くの場合、逃げる範囲が前もって決まっています。
これはどこにでも逃げてしまっては鬼が捕まえることができないからです。
また、ドッジボールは一般的に相手の顔を狙ってはいけません。
これは相手が怪我をしてしまうかもしれないからです。
このように遊びには「ルール」があり、そのルールは単に「そう決まっているから」ではなく、その遊びを成立させるための「理由」があります。
こういった遊びのルールを本質的に理解し言葉にでき始めるのが6歳頃です。
できないときの対応
遊びのルールを説明することについてが難しい場合は、まずは身近な物事のルールを一緒に確認する機会を設けてみましょう。
身の回りのルールを具体的に示すことで、ルールが存在する理由を理解しやすくなります。
またルールを守ると安心して過ごせるという本質的な理解や経験を積むことで、遊びの中でも自然にルールを意識できるきっかけになります。
そして実際にルールを説明してみたり話してみる時間を通して、順序立てて説明する力も養うことができるでしょう。
できたとき次にすること
ルール説明について習得できたら、今度は日常生活や人間関係で気をつけることを自分でなりに考え言葉にする機会は有意義でしょう。
自分でルールを考える経験は、相手の立場を想像したり問題解決の力の発達につながります。
また友達と意見をすり合わせながらルールを決める経験は、協調性やコミュニケーション能力も育てます。
生活場面での小さな決まりごとを話し合い考える機会を増やすことで、より高度な社会性や説明力を伸ばしていくことが期待できます。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




