自分の誕生日が何月何日か言えること
6歳頃は、自分の誕生日を言うことが可能になる時期と考えられます。
この頃になると、子供は自分の名前や年齢だけでなく、生まれた日を含む「自分に関する基本的な情報」を整理して記憶し、言葉で表現できるようになると考えられます。
解説
発達の概要
定型発達を踏まえると、6歳頃は自分の誕生日を言うことが可能になってくると考えられます。
6歳頃になると、言語理解がより複雑になり、数字や日付といった抽象的な概念を扱えるようになります。
これにより祝ってもらった記憶もあるであろう「誕生日」というものが1年に1回であり、それが特定の日であることを理解し覚えることができ始めます。
できないときの対応
自分の誕生日を言えることが難しい場合は、日付や月の感覚を日常生活の中で体験的に学ぶ機会を作ることが有意義と考えられます。
具体的には、カレンダーを一緒に見ながら「今日は〇月〇日」と指さして確認したり、「明日は何日かな?」と会話を通して考えさせたりする活動が効果的です。
また、家族の誕生日や行事の日をカレンダーに書き込み、「この日はお母さんの誕生日だね」と話すことで、時間の流れや順序を理解しやすくなります。
このような体験を重ねることで、子供は「日付」という概念を現実の出来事と結びつけ、自分の誕生日を覚える土台をつくることができます。
できたとき次にすること
自分の誕生日を言えることを習得できたら、「来月は誕生日」「もうすぐクリスマス」などイベントと時間軸をより結び付けていくことが有意義です。
これは、時間の流れをより長いスパンで捉える力を育てる段階と言えます。
たとえば、カレンダーを使って「あと何日で誕生日かな?」と一緒に数えたり、「〇月はどんな行事があるかな?」と未来の出来事に目を向けたりすることで、予測や計画の力が伸びていきます。
また、季節の移り変わりや家族の予定を通して、日常生活の中で時間の感覚を豊かに育てることができます。
このような先を見通す経験は、後の学習や生活習慣の形成にもつながっていくでしょう。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




