3歳児の料理の手伝い
料理の手伝いは食育としての意義だけでなく、食材を扱うことを通して手先の器用さの発達を促すことにもつながるでしょう。
定型発達の傾向を踏まえ、3歳児ができる料理の手伝いやその動作を見ていきます。
解説
小麦粉をこねる
小麦粉など弾力があるものをこねる動作は、手先の器用さと力加減が必要です。
3歳頃は、小麦粉などをこねる動作が可能になってくる時期です。
特にテーブルと手を使って小麦粉を細く伸ばすような動作は均等に力を加える必要があり良い練習となるでしょう。
クッキー作りやうどん作りなどは、3歳児と一緒に行うのは良い経験と言えます。
キッチンバサミで野菜を切る
3歳頃は包丁はまだ難しいかもしれませんが、キッチンバサミによって食材を切ることは良い経験かもしれません。
3歳頃はハサミの刃の開閉が可能になり、物を切ることができはじめる時期です。
例えばハムを切るなど、薄くて簡単に切ることができる食材を自由に切ってもらうと、良い練習となるでしょう。
肉を叩く下ごしらえ
料理ではしばしば、食材を叩く動作が行われます。
3歳頃は、持った道具で何かを叩く動作に成長が見られる時期です。
この背景には、道具を対象に向かって振り下ろす、協調した動作の上達があります。
肉の下ごしらえとして叩くことや、おやつ作りで市販のクッキーを砕いてアイスにかけるなど、食材を叩く動作の手伝いは3歳頃には良い練習となるでしょう。
エプロンの着用
お手伝いではありませんが、料理のお手伝いではエプロンを着用することもあるでしょう。
自分でエプロンを着ること。日常生活の動作の自立も子供の成長にとってはもちろん重要です。
3歳頃は、衣服の表裏(前後)の間違いも減ってくる時期です。
子供がエプロンの表裏を間違えず、自力でで着ることができるかも大切な着眼点と言えます。
食材をちぎる
レタスやキャベツなど葉物の野菜であれば、包丁を使わなくても細かくすることができます。
3歳頃は指先でのちぎる動作も成長が見られる時期です。
レタスをちぎる、ミニトマトなどのヘタを取るなどは良い練習になるでしょう。
資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



