読み書き 3歳児の発達

3歳児の読み書き計算能力の発達とできること~平仮名は読めるのか?~

公開日:2019年6月29日


 
 

およそ3歳児の読み・書き・計算能力

3歳という時期はまだ字の読み書きは難しいですが、読み書きができそうな兆候が見られる時期です。

文字に興味を持ちだしたり、お絵描きが盛んになったり。

また、「2個」「3個」といったごく少ない数の理解ができはじめます。

読み書きを教え込むというよりは、一緒にお絵描きを楽しんだりしてまずは書いたり書いたものを見ることへのハードルを下げることが大切であったりします。

 
 
 

3歳児の「読み」の発達

自分の名前を選べる

読めるというよりは、なんとなくわかる感じです。

まだ正確に読める必要はありません。

お友達の名前など、複数の名前が平仮名で書いてあって、その中から自分の名前はどれかなんとなく選べるということです。

 
 

少し難しい形がわかる

例えば「三角形」「四角形」「五角形」「六角形」「八角形」の形があって、六角形を見せて「同じのどれ?」と聞くと選べる。

紙に形を書いて選んでもらいます。
同じ物同士を選べる。

多角形の違いがわかるのもこの時期です。

文字は一種の記号、つまり形であると考えると、形の違いを認識できる力は重要です。

 
 
 

3歳児の「書き」の発達

顔を書ける

丸の中に目や口を書いてなんとなく顔に見える程度でOK。

3歳はお絵描きも盛んになってくる時期ですね。

 
 

四角が書ける

お手本を見ながらでOKです。

線がある程度まっすぐで、角がある程度直角であるのがポイント。

 
 
 

3歳児の「計算」の発達

1~3個がわかる

「2個ちょうだい」「3個ちょうだい」などと言うと、その数だけくれる。

1~3の数概念のがわかってきます。

 
 

1個ずつわける

例えば3人いて、3個お菓子がある。
この場合、1個ずつお菓子をわけることができますね。

4人いてお菓子が4個ならこれも1個ずつ。

1個ずつ配ることができるのもこの時期です。

 
 
 

おわりに

子供の発達は個人差があります。
一喜一憂せず、あくまで参考として考えてもらえれば幸いです。

 
 
 

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参考資料

-読み書き, 3歳児の発達

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