手先の器用さの対象年齢考察 読み書き

子供が絵の具を使えるのは何歳から?~お絵描きの発達~

公開日:2020年1月18日


 
 

絵の具を使えるのは何歳から?

子供が絵の具を使えるのは何歳からでしょう?

自分で絵の具セットを出し、絵の具を筆につけて絵を描く。
絵の具や水をこぼさずおおむね自立して絵を描ける。

個人差はありますが、
絵の具を使えるのはおおむね6歳半ば頃です。

 
 
 

絵の具で絵を描くこと

お絵描きやぬりえを通して、子供は次第に「描く」ことが上達していきます。

はじめはなぐり書きのようだった線が次第に整い、いろんな形や物を描くようになっていきます。

一般的に、子供はおおむね3歳頃から人の顔のようなものを描けるようになってきます。

そして4歳前後には自分で色を使い分けながら描くことができるようになってきます。

絵を描く道具は色鉛筆やクレヨンなどさまざまありますが、絵の具は扱いが煩雑になる物の1つでしょう。

絵の具チューブから適量の絵の具を出し、必要があれば色を混ぜ合わせ、適宜筆を水で洗う。

こういった動作を落ち着いて行い、片付けもしないといけません。

 
 
 

絵の具と子供の発達

子供の発達を見る検査に、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

上記によると、
絵の具で絵を描く行為はおよそ6歳6カ月相当の発達であることがわかります。

もちろん、こういった道具の習熟度は慣れや練習の機会の多さにもよるので一概には言えませんが。

いずれにせよ、
保育園や幼稚園の年長さんないし小学校1年生くらいになるとずいぶん絵の具セットの扱いも上手になってくることが予想されます。

絵の具は大人目線で見ると準備や片付けが大変ですが、お子さんの成長に合わせて家庭でも絵の具で絵を描くことにチャレンジしてもいいかもしれません。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差がありますから、あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。

実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。

ちなみ子供達の描く絵の発達についてさらに詳しくはこちらをご参照ください。

 
 
 

参考資料

-手先の器用さの対象年齢考察, 読み書き

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