つまめるのは何歳から?
子供が物を「つまむ」動作ができるのはいつ頃からなのでしょう?
一般的に「つまむ」とは、親指と人差し指を使い小さい物や細かい部分を持つ動作を指します。
普段何気なくやっている「つまむ」という行為ですが、これには指の繊細な動きと力加減が必要であり、赤ちゃんが成長に伴い獲得していく機能です。
個人差はありますが、
つまることができるのは1歳頃です。
解説
つまみ動作の解説
赤ちゃんは生後5~6か月頃に手を閉じる開くという動作のメリハリが出てきます。
そして生後6か月頃には指全体と掌で物を握るような熊手型のつかみ方を獲得します。
そして生後6か月~1歳の期間、つまり0歳後半に親指と残りの4本の指全体を使って物をつかむ「母指対向操作」を獲得します。
その後、指の動きがさらに分化(それぞれが別の動きをできる)し、1歳頃には親指と人差し指でつまむ「尖指対向操作」を獲得します。
一般的に言われる「つまむ」という動作は、この「尖指対向操作」を指します。
つまみ動作ができる年齢の根拠
子供の発達を見る検査に、
ポーテージ早期教育プログラム
というものがあります。
子供の発達の目標を年齢別・段階別に見ることができる評価・訓練方法の1つです。
これによると、親指と人差し指でつまむ動作は0~1歳頃に獲得される運動機能と考えられています。
また、千葉県習志野市が公開している発達の目安を参考にすると、こちらでも親指と人差し指でのつまみ動作は1歳前後に位置付けられています。
このように、つまむという動作は正常発達においては約1歳相当の発達と考えられています。
補足記事
参考資料
『幼児期における筆記具把持の発達的変化』(日本教育心理学会)2021年3月15日検索
『精神遅滞児におけるジャンケンの発達過程』(静岡大学学術リポジトリ)2021年3月15日検索
『発達のみちすじと保育課題』(千葉県習志野市)2021年3月15日検索
『発達のめやす』(岐阜県高山市)2021年3月15日検索