折り鶴を折れるのは何歳から?
子供が折り紙で鶴を作れるようになるのは何歳頃からでしょう?
作り方を教わり、何回か練習したとして、
折り鶴は7歳頃から作れるようになります。
以下、もう少し詳しく。
折り紙と子供の発達
折り紙とは手先を使った遊びですね。
子供は生まれたばかりは不器用で、次第に指先の動きが発達し、細かな作業ができるようになってきます。
折り紙が何歳くらいからできるかは個人の経験の有無によります。
しかしながら、0歳の赤ちゃんにどれだけ折り紙を一生懸命教え込んでも難しいのは想像に難くありません。
経験がものをいう折り紙ですが、ある程度の発達の土台が必要なわけです。
子供の正常発達を知る目安に、KIDS乳幼児発達スケールというものがあります。
上記によると、
折り紙で鶴を折れるのは6歳10カ月相当の発達であることがわかります。
つまり保育園や幼稚園の年長さん、あるいは小学校1年生頃ということですね。
子供が折り紙ができるようになるまでのステップ
折り紙を折るためには、紙を折る動作ができないといけません。当然ですが。
さらに、紙に淵に合わせて折りそろえる手先の器用さが必要です。
3歳前後には紙を半分に折るような動作ができはじめます。
そして
3歳半ばくらいになると、上手いか下手かは別として紙を折って何かを作ろうとする手先の器用さと創造力が芽生えてきます。
こうして「折り紙を折って何かを作る」という習慣がついていき、次第にその造形が習熟していきます。
そして6~7歳頃には折り鶴を折るまでに上達するわけですね。
まとめ
子供は3歳半ばくらいになると、上手いか下手かは別として紙を折って何かを作ろうとする手先の器用さと創造力が芽生えてきます。
そして6~7歳頃には折り鶴を折るまでに上達します。
しかしこれはあくまで折り紙が好きで、習慣的に行い、周りが折り方を教えてあげた場合です。
何も情報がない状態で自力で折り鶴を折るという意味ではありません。
折り紙は「遊び」であり、興味があるかどうかが大切です。
「○○歳だから○○は折れなきゃ」と周りの大人が気にしすぎる必要もないでしょう。
あくまでその子の知的好奇心を大切に。