読み書き 読み書きの対象年齢考察

子供が文字を読めるのはいつから?何歳から? 〜発達心理学より〜

公開日:2020年3月1日


 
 

文字を読めるのは何歳から?

子供が文字を読めるのは何歳頃からでしょう?

例えば紙に「くるま」と書いてあって、それが「車」のことだとわかる。

あるいは、絵本を見て、簡単な言葉を読み取り内容を理解する。

個人差はありますが、
子供が文字を読めるようになるのは5〜6歳頃です。

以下、もう少し詳しく。

 
 
 

子供の読字能力の発達

子供の発達を見る検査である、津守式乳幼児精神発達質問紙KIDS乳幼児発達スケールなどを参考に、子供の読字能力の発達過程を考えます。

子供はおおむね4歳頃になると、文字に興味を持ち始めます。
この頃は文字を全て読めるわけではなく、親しみのある何文字かだけを部分的に読めるといった感じです。

これが5歳頃になると、先ほどの「くるま」を「車」と理解するといった、文字から言葉を理解できるように少しずつなってきます。

そして5歳後半、あるいは6歳頃に50音全ての平仮名がほぼ読めるようになってきます。
これらと並行して、絵本の短い文章を読み、その内容を理解できるようになっていきます。

 
 
 

子供の読字を促す

子供が文字を理解する上では、音の意識も大切です。

「くるま」という単語が、「く」・「る」・「ま」という3つの文字からできているということがわかるということです。

こういった文字と音の結びつきがわかることを、音韻意識と言ったりもします。

文字を理解し自分で実用的に使うには、音韻意識が必要不可欠です。

そのため、「これが『あ』だよ」と1つ1つの文字を教えるだけでなく、音韻意識を育みます。

具体的には手遊び歌など言葉にリズムをつける遊びや、しりとりやカルタなど言葉の音に着目した遊びが有意義です。

 
 
 

おわりに

文字を読むという行為から、子供の勤勉さ学習の捗りを感じる親御さんも多いと思います。

そのため子供が文字に興味を持ったり文字を読めだすと、うれしいのが親御さんの本音でしょう。

しかしながら、子供の発達には個人差があるので、あくまでお子さんのペースを大切にしたいものです。

少し読めたり興味が出たからといって、いきなり大量の本を読み聞かせたり文字の勉強を強いれば、子供は嫌になってしまうかもしれません。

あくまでその子ができる・楽しめる段階で。

 
 
 

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参考資料

-読み書き, 読み書きの対象年齢考察