6歳児の料理の手伝い
料理の手伝いは食育としての意義だけでなく、食材を扱うことを通して手先の器用さの発達を促すことにもつながるでしょう。
定型発達の傾向を踏まえ、6歳児ができる料理の手伝いやその動作を見ていきます。
解説
サラダ作り
野菜サラダは子供主体で作りやすい料理の1つと言えます。
火を使わない料理であるため、料理をあまりさせたことがない子供にもチャレンジさせやすいでしょう。
大人が見守りながら行うことで良い経験となります。
サラダ作りに際して子供にさせてあげると有意義なポイントは以下のようなものが考えられます。
- 食材を水で軽く洗う。
- ハムを包丁で切るなど刃物を使う経験をする。
- レタスをちぎる、ミニトマトのへたを取るといった、指先で食材をつまむような細かな作業を経験する。
- きゅうりをスライサーなどで切る経験。食材をスライサーの上で滑らせつつ、自分の指を巻き込まないようにする力加減を学ぶ。
- 食材を菜箸などで盛り付ける(お箸の練習)。
ホットケーキ作り
火を使った料理では、ホットケーキ(パンケーキ)は比較的チャレンジしやすい料理でしょう。
ホットプレートがあればより安全に焼くこともでき、子供も行いやすいです。
ホットケーキ作りに際して、子供にさせてあげると有意義なポイントは以下のようなものが考えられます。
- ホットケーキミックスや牛乳など、材料の量をメモに書いておいて、あえて子供にそれを読んでもらう。(文字を読んで説明を理解する学習)
- 材料を計量する。数字を見て量を測る経験をする。
- 材料を泡立て器で混ぜる。ほどよい力加減で手を動かす練習となる。
- ホットケーキを焼く。フライ返しでひっくり返す。ホットケーキをバランスよく持ち上げることで手先の運動を経験する。
- ホットケーキができあがったら、あえてフォークとナイフで切って食べる経験も◎両手で異なるカトラリーを持って使用する経験は、協調運動の観点から良い経験となる。
資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



