4歳児の料理の手伝い
料理の手伝いは食育としての意義だけでなく、食材を扱うことを通して手先の器用さの発達を促すことにもつながるでしょう。
定型発達の傾向を踏まえ、4歳児ができる料理の手伝いやその動作を見ていきます。
解説
泡立て
手動の泡立て器は、腕や手首を回す動作・運動が必要です。
4歳頃は扱える調理器具のレパートリーも増えてきます。そのうちの1つが泡立て器です。
利き手で泡立て器を持ち、非利き手でボウルなどを支えクリームなどを泡立てます。
これには両手の役割分担・協調した動きが必要であり、手先の器用さの発達を促すでしょう。
ご飯を盛り付ける
しゃもじはスプーンとはまた違うバランス感覚でご飯をすくう必要があります。
4歳頃は、しゃもじを使ってご飯を茶碗に入れるのも良い練習になる時期です。
はじめはプラスチック製の軽い茶碗などを使うとチャレンジしやすいでしょう。
キッチンバサミで食材を切る
子供が幼い頃は、包丁を使わせることに躊躇する親も多いでしょう。
一方でキッチンバサミは包丁よりも安全で、親としてもチャレンジさせやすいのではないでしょうか。
4歳頃はハサミを使って簡単な形を切り抜くことができる時期です。食材を指定の大きさや形に切ってもらうことは良い手先の運動になるでしょう。
例えばハムを細長く切ってもらったり、野菜を同じ大きさに切ってもらったりすると良い練習になります。
蓋を開ける
食材を扱うことだけでなく、その前後の動作も子供にとっては良い練習になります。
4歳頃が瓶の蓋を開けるような、蓋を回す動作も上達が見られる時期です。
冷蔵庫や棚から口頭で物を指定して取ってきてもらい、蓋を開けてもらいます。
すると言葉を聞いて覚える練習や蓋を開ける手先の運動を経験させることができます。
エプロンの着用
お手伝いではありませんが、料理のお手伝いではエプロンを着用することもあるでしょう。
自分でエプロンを着ること。日常生活の動作の自立も子供の成長にとってはもちろん重要です。
4歳頃は、衣服のボタンを一人で止めたり外したりできてくる時期です。
もしもエプロンにボタンがついていれば、自分で止めたり外す練習をしてみましょう。
資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧



