4歳児の発達

4歳児への色の名前の教え方|子供の言葉の発達

公開日:2020年9月24日


 
 

4歳児への色名理解の促し

4歳頃は色の名前が8~10色くらい言えるようになってくる時期です。

これは「赤」「青」といった原色だけでなく、「ピンク」「水色」といった中間的な色も言葉で表現できてくることを意味します。

色の名前の学習はまずは言われた色を指さす「わかる」ことから始め、その後に実際に「言える」ように学習していきます。

他の言葉もそうですが、理解が伴っていなければ言えてもなかなか実用的ではありませんので。

 
 
 

色の理解の発達と解説

 
 
 

色の名前の教え方

発達の土台

発達の土台ができていなければ、色の名前だけ教え込んでもなかなか難しいものです。

その他の側面の発達もバランス良く見ていく必要があります。

4歳頃は今日あったことや昨日の出来事を話せるようになってくる時期です。

今・ここで起こったことだけでなく、過去のことを話せる言語能力が身についてくるわけです。

そのため日常の中で子供がすでにあった出来事を言葉に起こせるかはよく観察しておくといいかもしれません。

また、4歳頃は4つの言葉でできた文章を復唱もでき始める時期です。

例えば「大きい 犬と 公園で 遊びました」などを聞いて繰り返してもらいます。

あるいは「5・8・6・2」などランダムに数字を4つ復唱してもらうこともいいでしょう。

 
 

教え方

色の理解のステップはまずは2色、その後に「赤・青・黄・緑」などの4色、そして10色と大きく3段階ほどが目安になります。

4歳頃は言える色が4~10色へ移行していく段階と考えられます。

そのため4~10色へ色のレパートリーを増やす方法を考えます。

言える色が4色未満のお子さんの学習方法は別途ページを設けていますのでそちらをご覧ください。)

色の名前が4色前後わかる場合、色と名称の結びつきの基礎はできつつあります。

4~10色へレパートリーが増えるには、やはり「水色」や「黄緑」といった中間的な色の理解が必要です。

しかし色のレパートリーがまだ多くない子は例えば「水色」の折り紙を見せると「青」と言うことが多々あります。

そのため青の折り紙と水色の折り紙を呈示し、「こっちが青なら、こっちは何色でしょう?」というように比較対象を明確にして1色1色学習していきます。

こうして青と水色、緑と黄緑など混同しやすい色をしっかり分けていきます。

 
 
 

おわりに

色は人それぞれ好みがあるので、どの色から覚えないとということはありません。

その子が好きな色・興味がある色から取り組んでいきましょう。

 
 
 

参考資料

-4歳児の発達