療育の方法

療育の部屋に必要な物(家具)|発達障害児療育の方法やコツ

公開日:2020年9月23日

療育の方法やちょっとしたコツについてです。
 
 


 
 

療育の部屋に必要な家具

子供達と療育を行う部屋に必要な物としては、例えば

  • 椅子
  • マット
  • カラーボックス
  • 壁掛け時計

などがあるかと思います。

もちろん療育の内容はお子さんによって千差万別なので、あくまで一例ですが。

 
 
 

療育に必要な家具の解説

療育に使う机は大きめの物が重宝します。

実際に子供達が課題に取り組むスペースに加え、療育者が教材(や検査用具)を置いたりメモを取るスペースも必要だからです。

ただし「大きめの机」とは面積の話であり、机の高さはその子に合わせた物を選びましょう。

高さがある程度変えられると、いろいろな身長の子に対応できて重宝します。

 
 

椅子

椅子は丈夫な物がサイズ違いで複数あると重宝します。

子供の足が床につかないと、足をぶらぶらさせて課題に集中できないかもしれません。

大・中・小のようにいくつかサイズがあると便利です。

 
 

マット

座位がとれない小さい子や、席について机上課題ができない子との療育ではマットが重宝します。

また、床にカルタを広げて一緒に遊ぶなど、遊びを通した課題でも床に敷ける厚手のマットは役立ちます。

柔らかく厚手で、けれどできるだけ軽いものだと移動しやすいので楽です。

 
 

カラーボックス

課題の見通しを立てる上でカラーボックスは役立ちます。

棚の中にそれぞれ課題を入れて、「今日はこれをするよ」と呈示すると子供もわかりやすいです。

棚の数は4~5個あると課題構成もしやすく便利でしょう。

 
 

壁掛け時計

療育は時間配分も大事なので、部屋の中に時計があると重宝します。

しかし置時計だと子供がふいに触ったりするかもしれませんし、そうなると課題への集中力が途切れてしまいます。

子供の手の届かない高さに壁掛け時計を設置するほうが無難でしょう。

また、時計はアナログ時計がおすすめです。

就学後のお子さんに関しては、アナログ時計を読めるかというのも発達の目安になります。

 
 
 

おわりに

療育の部屋に必要な家具はそこまで多くありません。

上記のような家具を設置し、できるだけシンプルに部屋を構成します。

こうしてできた部屋に、その子に合った教材を適宜持ち込み、療育を行います。

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