読み書きの対象年齢考察

絵日記はいつから?何歳から?|子供の読み書きの発達

公開日:2020年9月22日


 
 

絵日記は何歳から?

子供が絵日記を描けるのは何歳頃からでしょう?

どこまでのクオリティーを求めるかは人それぞれでしょうが、

ひとまず、自分なりに経験を絵に起こして、稚拙でも何か言葉を描くのは何歳頃からなのでしょう?

個人差はありますが、
絵日記を描けるのは5歳頃からです。

 
 
 

絵日記と子供の発達

絵日記で重要なのは、自分の経験を自分なりに絵にすることができるかという点だと思います。

絵というものは上を目指せばきりがありません。

そうではなくて、

自分なりに絵に起こす、描いてみようと思える、「描けた」と思える意欲が大切です。

子供の発達を見る検査に、
KIDS乳幼児発達スケール
というものがあります。

子供の発達を言語や運動、生活やコミュニケーションなど分野ごとに幅広く見ることができる検査の1つです。

上記によると、

経験したことを絵にするのはおよそ5歳2か月相当の発達と考えられています。

また5歳頃は自分の名前を書けるようになったりと、文字の読み書きに関しても芽生えが見え始める時期です。

 
 
 

幼児との絵日記の書き方

絵日記を子供と描く場合、やはり子供自身の意欲が大切になってきます。

当然5歳前後は絵も文字も稚拙ですから、子供が自分なりに自信を持たなければ途端に苦手意識が芽生えてしまうでしょう。

親子でコミュニケーションを取りながら、お絵描きの延長線上のようなかたちで絵日記に取り組んでみるといいのではないでしょうか。

また5歳頃はまだ文字で流暢な文章を書くことが難しいでしょうから、絵に親子で一緒に単語を添える程度でもいいでしょう。

 
 
 

おわりに

その子なりの「得意な絵」があると絵日記やお絵描きが取り組みやすいです。

例えば人の顔で、髪を長めに描いて「お母さん」、短く描いて「お父さん」など、

その子が描ける範囲の、簡単な特徴のつけ方を一緒にお絵描きしながらそれとなく示してあげます。

お絵描きに対するハードルを下げてあげて、取り組みやすくしてあげます。

-読み書きの対象年齢考察

テキストのコピーはできません。