2歳児が喋れる言葉は何語か?
2歳頃はどのくらいの言葉を話すことができるのでしょうか。
個人差はあるでしょうが、2歳頃は200語以上の言葉を話すことができると考えられます。
これは名詞だけでなく、動詞や形容詞といった様々な品詞を含みます。
解説
発達相談における語彙数の調査
2歳頃の表出語彙数(話せる言葉の数)はおよそ200~300語ほどと考えられています。
また高知リハビリテーション学院の論文に、2歳児の発達相談を通して子供の語彙数を調査したものがあります。
これは保護者に子供が普段話している言葉を一覧からチェックしてもらう方式をとっています。
この調査によると、表出語彙は2歳0か月頃で200語弱、2歳6か月頃で300語弱となっています。
ちなみにこの調査では2歳11か月頃、つまり3歳直前は表出語彙数が400語弱となっています。
ただし、この調査で用いられた語彙の一覧自体が452語であるため、天井効果の可能性もあり3歳直前の表出語彙数については議論の余地があるでしょう。
(天井効果とは、準備された課題・チェック表の関係で対象者が過剰に満点を取ってしまうような状態のことです)
子供の言葉の発達における表出語彙数
このように、子供の表出語彙数は1~2歳頃には数百となり、1つ1つ数えるには途方もない数字になっていきます。
子供の語彙数を数えることは言葉の発達の目安を知る上で一見わかりやすい指標ですが、それを実際に用いることは大変さがあります。
子供の言葉の発達を評価するには単に語彙数を数えるのではなく、文の表現や理解、文脈に応じた返答などその他の側面も含めて評価することが有意義と言えるでしょう。
表出語彙の例(一覧)
参考資料
岩本さき,笠井新一郎,苅田知則,長嶋比奈美,稲田勤,塩見将志,間野幸代,石川裕治,山田弘幸(2001)『2歳児相談における事前問診の語彙チェックリスト作成の試み -1歳ヶ月から2歳ヶ月の全使用語彙-』(学校法人高知学園 高知リハビリテーション学院)2026年4月24日閲覧


